メールマガジン バックナンバー

ものづくり革新ナビで製造業の発展に 全力を尽くす(2012/04/03配信)

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  ものづくり革新便り    2012年4月3日号
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ものづくりに日夜奮闘されている皆様、




当地の桜もほころび始めました。


各社には新入社員が加わり、何か新しい挑戦を始めたくなります。


このメールマガジンも本号より、まぐまぐ版と会員版を本格的に統合しました。


3月26日はものづくり革新ナビの公式オープンとして、日刊工業新聞にも記事を掲載していただき、
4月はキャンペーンも実施するなど、少しでも多くの方に利用していただこうと
努力を続けて参ります。




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今号の内容
 1.春のわくわく入会キャンペーンのお知らせ
 2.専門家ピックアップ
 3.掲載記事ピックアップ
 4.品質工学会「企業交流会@松浦機械製作所」のお知らせ
 5.技法解説#25:商品企画7つ道具その3ポジショニング分析
 6.書籍紹介「顧客価値創造ハンドブック」神田範明編著
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 1.春のわくわく入会キャンペーンのお知らせ
ものづくり革新ナビでは、より多くの方に当サイトをご利用頂くために、
春の入会キャンペーンを実施いたします。
4月30日17時時点の全ての会員を対象に抽選し、10名の方にクオカード
(500円)を差し上げます。
ここで4月1日~30日までにQ&Aコーナーで質問して頂いた方、およびサ
イトへのお問合せ機能を使って御意見をお寄せいただいた方は、当選確率
が2倍になります。
これを機会にご同僚にもお知らせ頂き、さらに積極的にご利用下さい。
 http://www.monodukuri.com/information/detail/6




 2.専門家ピックアップ
(1)新たに仲間になった今岡善次郎氏は「SCM(サプライチェーンマネ
ジメント)」の専門家で、早くからTOC(制約理論)に着目していたほか、
TPS(トヨタ生産方式)やセル生産等を、ものの流れを整えるという観点
で現場に適用します。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/21
(2)及川忠雄氏は自動車メーカーの技術者として長年の経験を積み、十年
前に独立して企業の品質、生産改善指導にあたってきました。品質管理学会
の活動にも積極的に参加し、その成果を頻繁に発表されています。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/13




 2.掲載記事ピックアップ
3月の後半は解説記事が14件、事例紹介が6件新しく掲載されました。
解説では、秋山氏がセルやJITなどの生産方式について基本的な説明を
多数提供していただき、今岡氏からはTOCなどのSCM関係記事を図解
付きでいただいています。
事例では石川氏が商品企画の適用例を多数提供していただき、画期的なバ
ルブ開発ストーリーを指導した笠井氏の記事が完結しました。
 http://www.monodukuri.com/gihou/
 http://www.monodukuri.com/jirei/




 4.品質工学会「企業交流会@松浦機械製作所」のお知らせ
品質工学会では品質工学の活用、実績が顕著な企業を見学し参考とする企
業交流会を、定期的に実施しています。
今回は4月27日に福井県の工作機械メーカー松浦機械製作所を見学し、マネ
ジメントの視点から品質工学を議論します。
 http://www.qes.gr.jp/workshop/23rd_workshop_info.html
松浦機械製作所のホームページを見ると、品質工学ミニ講座が掲載されて
おり、かなり真剣に導入している様子がうかがえます。
 http://www5.matsuura.co.jp/japan/hk/index.shtm




 5.技法解説#25:商品企画7つ道具その3ポジショニング分析
アンケートなどで判明した重要な要素を2項目選んで2次元空間を作成し、
競合他社や自社の製品、サービスを配置して、それらとの兼ね合いで新
製品の性格付けを決める方法です。
例えばデザイン性と機能性を2軸に取り、アンケート結果から得た顧客の
理想方向周辺で他社製品が存在しないポジションがあれば、価格競争を避
けて顧客に受け入れられる製品を開発する事ができます。




 6.書籍紹介「顧客価値創造ハンドブック」神田範明編著
ものづくりが単に「もの」を「つくり」さえすれば良い時代は遠い昔とな
り、顧客としての価値が高くなければ受け入れられないのが現代です。
原則は分かっていながらもその方法は一義的ではなく、多くの企業が悩み
を深めています。
本書は日本品質管理学会など関連6団体が協調して設立した「日本ものづく
り・人づくり質革新機構」が、2004年にまとめた顧客価値の効率的創出の
総合的な方法論です。
特徴として、一般に報告の多い消費財やサービス業だけでなく、生産財や
中小企業などについても、その特殊性に合わせた商品企画7つ道具の適用法
が実例入りで紹介されており、多くの企業にとって参考となる内容になっ
ています。
 http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN4-8171-0106-7




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先週東京農工大学の卒業式があり、晴れて技術経営研究科修士課程を修了しました。


おまけに例のビジネスプランコンテスト入賞のおかげで、学長から表彰までいただき、
貴重な2年間の有終の美を飾る事が出来ました。


あとはその成果を活かして、ものづくり革新ナビサイトで製造業の発展に
全力を尽くすのみです。