技術士第二次試験対策:復習の方法の工夫について

 

1.読み返したところにタグを付ける

試験まで残り1か月を切りました。これから復習を始めようと考えている方も多いと思います。短期間で最大の成果が得られるように復習の方法を工夫してください。

 

【特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。

【この連載の前回へのリンク】

 

復習として、学んだことをまとめたノートや勉強で使った教材を読み返すことを考えます。例えば、DXに関する資料を読み返すことを考えます。このとき、以下のようなことを考えて読み返したとします。

 

 

ここで、復習の方法を工夫します。このようなことを考えて読んだ箇所に、「必須課題」、「必須解決策」あるいは「必須波及効果」などのような問題の区分と問題のキーワード注)を書き込みます。

注):令和元年度から令和3年度までの問題を読み試験問題でのキーワードを抽出してください。タグを付けるときの参考になります。この3年間、例えば、以下のようなキーワードがあります。

 

 

また、他の資料や教材を読んだときには、「専門特徴」や「応用留意すべき点」などのように書き込みます。

 

これは、読んだ箇所に「必須課題」のようなタグを付けるイメージです。同様に、ノートを読み返すときにもこのようなタグを付けます。

 

2.アウトプットの復習の方法

このような方法で読み返せば、読んだ内容とタグが一緒に頭の中に記憶されます。これは、頭の中の書棚に解答を考えるための材料を整理整頓して入れることです。整理整頓して材料を入れておけば、解答を考えるとき材料を早く見つけることができます。逆に、頭の中の書棚の中に材料が乱雑に入っていると材料を...

見つけることが大変です。

 

ノートや教材を読み返すことはインプットの復習の方法です。読んだ箇所にタグを付けるのはアウトプットの復習の方法です。技術士第二次試験は記述式試験です。インプットとアウトプットを考えた復習の方法を考えてください。復習は受験勉強の最後の詰めです。短期間で最大の成果が得られるように復習の方法を工夫してください。

 

 

↓ 続きを読むには・・・

新規会員登録


この記事の著者