製品機能 【連載記事紹介】

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◆品質工学における機能の重要性

品質工学では、まずバラツキを最小化し、次にパラメータを調整する2段階設計法が用いられています。技術開発の先行性、汎用性、再現性を狙うためです。実際の製品や試作品を使った研究は避け、テストピースを使って行うことが推奨されています。それらを実現するための重要な視点が、「機能」の捉え方です。基本機能、理想機能、目的機能の区別として田口先生より下記のように示されています。なお、開発・設計業務で通常使われている機能は、各種の解説などから目的機能と判断できます。

(1)基本機能 目的出力を出すのに技術者が考えた手段Mと出力の関係
(2)理想機能 標準使用条件でユーザの使用する信号Mと出力が持って欲しい理想機能
(3)目的機能 標準使用条件でユーザが使用する信号の目的特性に対する関数関係

 

製品機能について、ものづくりドットコム 登録専門家の粕谷 茂氏が詳しく解説しています。

 

【製品機能 連載記事】

 

 

関連解説記事 設計機能 【連載記事紹介】

 

【執筆者紹介】

粕谷 茂さん

 

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