徹底解説！　労務コンプライアンスのための労務監査の実務【オンライン】

セミナー趣旨

労務コンプライアンスのリスクは、未払い残業、長時間労働による健康障害、ハラスメント通報等、企業ブランドの低下につながるほか、人材確保や定着等、経営に影響を及ぼします。内部監査という内向きな視点にとどまらず、会社の健全な発展という視点で、リスクを洗い出し、優先順位をつけて改善に取組むことが求められます。

本セミナーでは、書類関係のコンプライアンスの他、重要な運用監査についても、事例を交えながら解説します。人事担当者および労務監査業務に携わる方向けの講座です。

受講対象・レベル

人事労務部門の担当者様、また本テーマにご関心のある皆様

セミナープログラム

Ⅰ．採用選考から入社まで

１．労務監査とは
　　（１）経営に影響する労務リスク　～　労務３大要因
　　（２）労務監査の目的　～　よくある監査の失敗
　　（３）人事労務関連の労働法令
　　（４）労務監査の主要項目

２．諸規程類の監査
　　（１）法定３帳簿の整備と内容
　　（２）就業規則関係
　　　　　（届出の有無、監査すべき規程、規程別の監査項目）
　　（３）労使協定関係
　　　　　（協定の種類と届出の要否、協定別の監査項目）
　　（４）従業員代表の選出方法
　
３．労務管理の監査
　　（１）労働時間管理
　　　　　（36協定の運用、労働時間の把握、変形・フレックス裁量の運用、休日振替等の運用　等）
　　（２）長時間労働の抑制
　　　　　（時間外労働の管理方法、産業医との連携、医師との面接指導と運用　等）
　　（３）年次有給休暇の管理
　　（４）未払賃金リスク
　　　　　（労働時間とするべき時間、労働時間・割増賃金の計算、名ばかり管理職）
　　（５）ハラスメントリスク
　　　　　（事案発生の状況、相談窓口の利用実績、研修の効果測定等）

４．労働安全衛生の監査
　　（１）健康診断関係
　　　　　（各種健診の実施、個人票の整備、事後措置の運用　等　）
　　（２）労働安全衛生体制
　　　　　（衛生管理者等の選任と届出、委員会の運営　等）

５．人事管理の監査
　　（１）有期雇用者
　　（２）定年再雇用
　　（３）派遣労働者
　　（４）請負契約者

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

セミナー講師

社会保険労務士法人トムズコンサルタント 代表社員　特定社会保険労務士　小宮弘子 氏

大手都市銀行本部および100％子会社で、人事総務部門を経験の後、平成15年にトムズ・コンサルタントに入社。人事・労務問題のトラブル解決、諸規定、賃金・評価制度の改定をはじめ、社内制度全般のコンサルティングを中心に行う一方、クライアント先のメンタルヘルス・ハラスメント等の相談実績も多数。また、ビジネスセミナーでは社会保険や給与計算業務の講師実績も多数。

【著書】「多様な募集・採用・入社手法に対応！Q＆Aとチェックリストで防ぐ法的トラブル」（第一法規・共著）、「上司のハラスメント１～３」（PHP研究所DVD監修）

セミナー受講料

受講料（1名につき）　
会員　38,500円（本体　35,000円） 一般　41,800円（本体　38,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。