【オンライン】3分でとらえる『特許リーディング法』 ―演習と実例を交えて解説―

~ペロブスカイト太陽電池の特許分析付~

セミナー趣旨

特許明細書は発明者原案に法律的な知恵を盛り込んで作られています。多くの場合、上位概念化され、つかみどころが無く感じます。しかし3つのステップで読むと発明者原案(発明の核心部分)に近づく事が出来ます。

本セミナー前半では演習を行って、この3つのステップを覚えていただきます。後半では、詳しく読む場合のノウハウを15のガイドラインとしてご説明した後、弊社発意で実施しましたペロブスカイト太陽電池の特許分析例をご紹介します。

未経験の技術分野でも特許リーディングでここまでわかる事を実感してください。

※時計など3分測れるものをご用意ください。演習時に使用いたします。


【本セミナーで学べる事】
・特許明細書のどの部分から読むと短時間でポイントがわかるか。
・ライバル会社の状況(社内知や実情)はどうやって知るか。
・どうしたら継続的に特許を読んで行けるか。


【期待される効果】
 短い時間でポイントが掴めるようになりますので、例えば、次のような人物に近づきます:
・発明部門:多様な発想とその根拠が示せる研究者
・知財部門: 研究方針に根拠を持って意見が言える部員
・他の方:アイデア発想会に声がかかる


【ご注意】
本セミナーは特許書類が持つ二つの機能(権利書、技術文献)のうち技術文献からの技術情報の抽出に特化した内容です。他社の経験をご自分のものにして活用し研究を加速していただく事に主眼を置いています。権利解釈には言及していません。

受講対象・レベル

発明部門、知的財産部門、特許の情報を調べるお仕事をしているなど、本テーマにご関心のある方

セミナープログラム

※音声・チャット機能を用いて双方向型で実施します
※習熟度を高めるためクイズや休憩を適宜設けさせて頂きます
※以下の内容は参加される方の状況を考慮して一部変更する事が有ります。


1.オリエンテーション
 (1)アンケート(ご参加の皆様の状況を確認させて頂きます)
 (2)特許リーディングとは
 (3)特許制度の簡単な説明
 (4)講師の会社の簡単な説明

2.特許はなぜ読みにくい
 【講義】 発明者原案(模擬)から明細書ができるまで
 (1)請求項案に盛り込まれる知恵
 (2)詳細な説明に盛り込まれる知恵

3.発明の要点を3分で捉える
 【演習1】 明細書を1つ読んで要点をメモする1
 【講義】「3ステップ法」で読み易く/メモしておき意味は後から解る
 【演習2】 明細書を1つ読んで要点をメモする2
 【発表/解説】 チャット機能等を用いてメモを共有

4.基礎的事項とノウハウ
 【講義】
 (1)「どこの誰が」/新しいものから
 (2)課題はどこから読み取るか/解決手段は
 (3)何を知りたいかのメモを集めるとストーリー(仮説)が出来る
 (4)対象特許リストの作成 特許検索とスクリーニング
 (5)特許調査の基礎
   ・技術動向調査/クリアランス調査/無効資料調査
   ・おススメの簡易検索(ペロブスカイト太陽電池の特許分析例)
   ・簡易検索で抽出すべき特許の60%をカバー出来る(ノイズ70件)
    ⇒技術分野の状況は良く解る
   ・100%をカバーする詳細検索はノイズが増える(1,710件)
 (6)調査の外注はノウハウを得る有効な手段
 (7)継続するには  時間を測る習慣/報告の習慣  他
 【演習3】  ご参加者様の状況によって実施内容を講師にて選択いたします。

5.詳しく読み取るための15のガイドライン
 【講義】
 (1)単純構成/複合構成の実施例
 (2)評価法の記載には実情が反映される事が有る
 (3)同一出願人の場合は職場知が読み取れる
 (4)他
 【演習4】  ご参加者様の状況によって実施内容を講師にて選択いたします。

6.事例紹介 「ペロブスカイト太陽電池の特許分析」例
 ※未知の分野であっても明細書から教われます
 (1)有機無機ハイブリッド型固体型ペロブスカイト太陽電池の誕生
 (2)世界の研究動向
 (3)日本特許-代表的出願人の特許と、これ等から導き出したストーリー(仮説)

7.まとめ


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

セミナー講師

株式会社INVENTION labo 代表取締役 田中光利 氏

1982年九州大学卒業後、富士フイルム入社。銀塩写真市場衰退に備えて新規事業の研究開発に従事。生化学材料を活用した臨床化学分析装置「ドライケム」の研究開発後、新型リチウム二次電池「スタリオン」の研究に着手。電池業界、電気業界の膨大な数の特許を読む必要があり方法論を探した。その後、プリント基板、液晶表示装置関連の研究所へ移り、研究マネージメントと並行して知財戦略室を設置、各研究部の知財力向上を行った。2013年に独立し、特許調査会社とのコラボ等を経て2021年に株式会社INVENTION labo(研究所出身者による特許調査会社)設立。

セミナー受講料

会員 38,500円(本体 35,000円)  一般 41,800円(本体 38,000円)

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

知的財産マネジメント

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

知的財産マネジメント

関連記事

もっと見る