米国FDA化粧品規制近代化法(MoCRA)のポイントと対応上の留意点<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>

★何がどう変わり具体的にどういう資料・データ等を準備・作成しなければいけないか?

セミナー趣旨

 2022年12月29日、米国のバイデン大統領が署名し成立した「包括的歳出法案(HR2617)に含まれる「化粧品規制近代化法(Modernization of Cosmetics Regulation Act of 2022、通称“MoCRA”)」により、実に50年以上ぶりに米国の化粧品ルールが大規模に改正されることになりました。
 2024年(今年)の7月1日から、さっそく「化粧品製造施設登録(Facility Registration)」と「製品登録(Product Listing)」の制度から開始される予定であり、それ専用のウェブサイトガイダンスも公開されています。
 本講座では、この米国MoCRAへの円滑、適切なご対応をしていただくために、「何がどう変わったのか」「具体的にどういった資料やデータ等を準備・作成していかなければならないか」というポイントについて、まずは知識・情報の側面からお役に立つコンテンツをご提供できればと考えています。

習得できる知識

・今回成立したMoCRAの特徴および「従来の規制と何がどう変わったか」を理解できる
・上記の理解を受けて、現在米国に化粧品を輸出している場合にまず何にどう着手していかなければならないか、を理解できる
・また今後米国への化粧品輸出を検討する場合においても、まずどういった準備から入ったらよいか、のポイントを理解できる

セミナープログラム

1.前提知識~米国という国とこれまでの化粧品規制について~
 1.1 米国の化粧品市場の規模および特徴
 1.2 米国の化粧品規制(1)「FDA」
 1.3 米国の化粧品規制(2)「Cosmetic Ingredient Review」
 1.4 米国の化粧品規制(3)「各州ごとのローカルルール」
 1.5 その他、化粧品を取り巻く関連法規

2.化粧品規制近代化法(MoCRA)の概要と対応上の留意点1)~「製造施設の登録」と「製品の登録」制度について~
 2.1 両登録制度についてのガイダンスページの紹介
 2.2 「Cosmetic Direct(Electronic Submission Portal)」の紹介
 2.3 製造施設の登録(Facility Registration)
  2.3.1 ルールの概要
  2.3.2 「Decision Tool(製造施設登録の必要があるか?の判断ツール)」の紹介
  2.3.3 製造施設登録の具体的な方法、手続きおよび必要情報等
 2.4 製品の登録(Product Registration)
  2.4.1 ルールの概要
  2.4.2 製品登録の具体的な方法、手続きおよび必要情報等

3.化粧品規制近代化法(MoCRA)の概要と対応上の留意点2)~その他の制度~
 3.1 製造施設のGMP(適正製造基準)への適合
  3.1.1 ルールの概要
  3.1.2 GMP適合を完了させるまでの期限について
  3.1.3 その他、例外規定等
 3.2 製品へのラベル表示ルール(Product Labeling)
  3.2.1 香料アレルゲンについての新しいルール
  3.2.2 適用までのスケジュール、期限について
 3.3 有害事象(Adverse Events)についてのルール
  3.3.1 ルールの概要
  3.3.2 具体的に必要な手続きや情報について
 3.4 安全性の立証(Safety Substantiation)
  3.4.1 ルールの概要
  3.4.2 立証のための具体的な手段、資料等
 3.5 香料成分(Fragrance Ingredients)についての新ルール
  3.5.1 ルールの概要
  3.5.2 具体的に必要な手続きや情報について
 3.6 その他の新ルール
  3.6.1 タルクについて
  3.6.2 PFAS(有機フッ素化合物)について
  3.6.3 動物実験について
 3.7 例外規定

4.まとめと考察

(質疑応答)

セミナー講師

サニー行政書士事務所 代表 岡村陽介 先生

■主経歴等
 大学在学中にカナダに1年間語学留学、及び大学卒業後に英国スコットランドの大学院へ留学し、専門教育を受ける過程において高度な英語技術を習得する。
 帰国後、英会話学校講師、ビジネスマン向け教育コンテンツ開発会社での勤務を経て、行政書士として独立しサニー行政書士事務所を開業。
 留学時及びビジネスマン時代に培った英語力を生かし、化粧品薬事全般の業務サポートサービス(業許可取得、輸出入ビジネスに関する調査/コンサルティング/翻訳、INCI名所得代行、化粧品成分分析サポート等)を中心とした、幅広い行政書士業務を展開している。また、海外諸地域の最新化粧品法規制ニュースを紹介するメールマガジン『海外化粧品法規制NewsLetter』を月1回無料配信しており、多くの読者から厚い支持を得ている。

■専門および得意な分野・研究
・化粧品に関する薬事法務全般(許可申請手続き、GQP、GVP対応等)
・海外の化粧品法規制についての調査、分析

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)
    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです
    →環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
    →こちらをご確認ください

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化粧品・医薬部外品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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化粧品・医薬部外品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器等規制

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