★磁気記録の原理にから、最先端の磁気記録の開発状況
および将来展望について短時間で学習できます!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:7/8~7/31】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
磁気記録は私たちの社会を支える基幹技術として非常に重要であり、Society5.0を実現するためにも更なる発展が期待されています。本講座では、最初に磁気記録がどのように私たちの生活を支えているのかをお話した後、磁気記録の原理について紹介します。次に最先端の磁気記録の開発状況についてご紹介したあと、将来展望についてお話する予定です。
磁気記録は日本が強い分野です。皆さんにこの分野の状況を知っていただくことで本分野の活性化へとつなぎ、また異分野連携にて新しい技術のシーズが生み出されることを期待します。
受講対象・レベル
・磁気記録に関してまったく知識はないが、磁気記録の興味のある方またはこれから磁気記録に関する勉強をしようとしている方
・磁気記録の現状と展望について知りたい方
習得できる知識
・社会の中での磁気記録の重要性
・磁気記録の基礎知識
・最先端の磁気記録技術
セミナープログラム
1.社会背景
1-1.DX社会と情報爆発とデータセンタ
1-2.データセンタの電力消費量
2.ハードディスクの動作原理
2-1.ハードディスクドライブ(HDD)の中身
2-2.HDDの記録密度の推移
2-3.磁気記録の原理と技術の推移
3.熱アシスト磁気記録(HAMR)
3-1.HDDの高密度化とは?
3-2.HAMRの原理
3-3.HAMRで用いられる記録媒体の材料開発
4.4Tbit/in2を超えるFePt磁気記録媒体の実現に向けて
4-1.媒体に求められる仕様
4-2.非磁性材料の探索とデータ駆動型研究への展開
5.3次元磁気記録
5-1.3次元磁気記録の可能性:マイクロ波アシスト磁気記録
5-2.3次元磁気記録の可能性:HAMR
6.将来の磁気記録
6-1.ビットバターン媒体
6-2.円偏向誘起磁化反転
キーワード:
ハードディスク,HDD,磁気,磁性,磁石,記録,媒体,アシスト,熱,エネルギー,HAMR
セミナー講師
(国研)物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究センター
グループリーダー 博士(工学) 高橋 有紀子 氏
<ご専門>
磁性材料、磁気記録
<学協会>
日本磁気学会、日本金属学会、応用物理学会、IEEE Magnetic Society
<ご略歴>
2001年 東北大学博士課程修了後、NIMSポスドク
2005年 NIMS 研究員
2016年 NIMS磁性・スピントロニクス材料研究拠点 磁気記録材料グループ、グループリーダー
セミナー受講料
39,600円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合27,500円、
2名同時申込の場合計39,600円(2人目無料:1名あたり19,800円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
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受講について
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