“本物”でたどる産業技術の変遷とクルマを支える「モノづくり」
日本の産業の誇りと未来を体感する。産業の軌跡・進化を感じる一日
セミナー趣旨
<ポイント>
日本の産業の誇りと未来を体感する。産業の軌跡・進化を感じる一日。
①トヨタ産業技術記念館
- G型自動織機にみるからくりと自“働”化
大正時代に建てられた紡織工場内にある繊維機械館内では、豊田佐吉翁が機織り機をG型自動織機に進化させるまでの変遷が実機で確認できるだけでなく、織機の組立ラインに「ジャスト・イン・タイムの思想」を感じることができる。 - 自動車つくりの歴史
自動車館ではトヨタで稼働していた生産機械の実物を展示。本物の機械が動く様子や、歴代の車両を見学。クルマづくりをまるごと体感できる。
②愛知機械工業 熱田工場
- 日産圏最大のエンジン工場
フレキシブル性を追求した加工ライン、生産性とフレキシブル性を両立させた組立ラインなど、圧倒的なコストパフォーマンスにより国内日産車の60%を供給。品質はグローバルトップレベルを誇る。 - 狭小エリアでも徹底した作業性向上と供給自動化
ツールの自動昇降など、徹底した手元化方策のとり入れた組立ライン。また早くから自社で無人搬送車を開発、巧みな走行制御と卓越した搬送設計で、狭小エリアでも、自動供給を実現している。
<研修先>
①トヨタ産業技術記念館
②愛知機械工業 熱田工場
<製品>
②自動車用エンジン、トランスミッション、電気自動車用増・減速機など
セミナープログラム
9:30 | トヨタ産業技術記念館 玄関集合(名古屋駅から車5分 名鉄栄生駅より徒歩3分) |
---|---|
9:35 | ホールにて館内説明後、自由見学 12:00からホールにてお弁当を用意します |
12:40 | 玄関集合、愛知機械工業へバスで移動 |
13:30 | 愛知機械工業 会社概要説明 |
14:20 | 工場見学(エンジン部品加工、エンジン組立工程) |
15:30 | グループディスカッション |
16:20 | グループプレゼン、まとめ |
16:50 | 片付け、終了 |
17:00 | 金山駅へバスで移動、解散 |
セミナー講師
愛知機械工業(株)
1943年「愛知時計製造(株)」航空機部門より分離、「愛知航空機(株)」設立、1952年に現社名となる。軽四輪自動車「コニー360」を生産、1965年に日産自動車と業務提携。2001年にセレナの生産を日産自動車へ移管するまでサニートラック、バネット等の車両とエンジン、マニュアルトランスミッションを一貫生産していた。
現在はe-POWER用の発電用エンジンや増減速機、BEV用の減速機などの鋳造~加工~組立を行い、日産自動車、三菱自動車、他に供給している。
セミナー受講料
日本IE協会・他地区IE協会 会員 33,000円
日本生産性本部 賛助会員 40,700円
一般 49,500円
※1名分・税込み。入場料、昼食(弁当)を含みます。
(会員登録が不明の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録不明」と記入してください。
当方で企業名から調査します。またこれを機会に会員登録をご検討の方は、
同じく「登録資料希望」と記入してください。特典など詳しい情報を送付します。
ご登録いただくと、今回分から会員受講料が適用可能です)
備考
・撮影・録画・録音は禁止です。
・プログラムは都合により変更になる場合があります。
・同業、コンサルタントの方はお断りする場合があります。
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