技術士のためのダブルライセンス取得シリーズ!!
セミナー趣旨
弁理士は、知的財産に関する専門家であり、約120年の歴史を誇る権威ある国家資格です。弁理士は業務独占資格であり、特許、実用新案、意匠、商標に関する手続きを業として行うことは弁理士だけに許されています。
近年、経済活動において知的財産権が関係しないことはないといっても過言ではありません。特に特許権は、技術が関係する事業においては、切っても切り離せないものでしょう。しかしながら、弁理士は必ずしもその分野の技術に詳しいとは限りません。
一方で、技術士は、科学技術に関する高等の専門的応用能力を有する技術コンサルタント資格と言えます。専門的応用能力を発揮して技術課題を解決できるということは、技術の本質を理解することができるということです。
このように、技術の本質を理解することができる技術士が同時に弁理士でもあると、発明のポイントを的確に権利化することができるとともに、発明内容をさらにブラシュアップする提案ができる等、事業者にとって最強の右腕となることができるのです。
本セミナーでは、弁理士業務の概要をはじめ、技術士と弁理士とを持つことで発揮できるメリットをご紹介します。また、弁理士試験の概要や、合格に向けたポイント等をご紹介し、弁理士試験に挑戦するためのハードルを少しでも下げられる内容としています。
本セミナーは、技術士の資格をお持ちの方で、弁理士試験を受験される方をはじめ、業務の中で知的財産権に関わり、弁理士の業務に興味がある方等を対象にしています。今後、ご自分の専門とする技術を中心に、課題解決から知財戦略まで一貫したコンサルティングで日本の産業に貢献したいという方のご参加をお待ちしています。
習得できる知識
弁理士はどのような業務を行っているのか
技術士が弁理士を取るとどのような業務・事業ができるようになるのか
弁理士試験に臨む為にはどのような準備が必要なのか
弁理士の経済事情
セミナープログラム
1.弁理士の概要
・弁理士とはどんな資格か
・事務所勤務弁理士の業務
・事務所経営弁理士の業務
・企業内弁理士の業務
・弁理士に求められる能力
2.技術士×弁理士のメリット
・メリットが発揮できるシチュエーション
・弁理士業界に少ない技術部門
・ダブルコンサルとしての注意点
3.技術士×弁理士の事業形態
・独立コンサル系
・コンサル×特許事務所(弁理士法人)
・企業内の専門職・アナリスト系
4.弁理士試験
・試験の流れ
・各試験の性質
・試験に短期合格するために
5.技術士と弁理士の経済状況
・技術士はどのくらい儲かるのか
・弁理士はどのくらい儲かるのか
・技術士×弁理士はどのくらい儲かるのか
セミナー講師
岩堀 圭吾 氏
NECO・no・Teエンジニア株式会社
代表取締役
「商品開発をしたい」「設計アイデアが出てこない」でも猫の手も借りたいくらい忙しくて解決できずにいるそんな方々のために、あなたのちょうどいい猫の手になります。
プラスチックの成形品を筐体とした電気製品や雑貨等を中心に、設計受託、商品開発のアイデア創出やアドバイス、知財戦略等を取り入れたものづくり支援を強みとしています。
【経歴】
・2006年 株式会社オーディオテクニカフクイ 技術部
・2017年 技術士(機械部門)登録
・2019年 戸川特許事務所 特許・意匠担当
・2021年 弁理士登録
・2022年 NECO・no・Teエンジニア株式会社 代表取締役
セミナー受講料
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
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