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気象予報士試験合格のための勉強方法のポイントと合格の大きなメリットがわかる
セミナー趣旨
気象予報士は,近年は天候や気候が土砂災害や水害に大きく影響することから,気象予報会社だけでなく建設コンサルタント会社などの一部社員も取得する資格となっている。
地球温暖化が進み,豪雨災害も頻発している近年,技術士にとって,建設部門に限らず,どの部門においても,今や防災気象情報や気象災害対策,さらには気候変動適応の知識・理解は必須となっている。気象現象と予報,気象情報や気象災害対策の基礎的事項について学ぶ一番手っ取り早く,効率的な方法は,気象予報士試験に挑戦し,合格することである。なお,応用理学部門の技術士には,試験科目免除の特典がある。
技術士の方なら,理論的思考力に優れているので,気象予報士試験は決して難しい試験ではない。学科試験2科目のうちの一般知識という科目の重点分野は熱力学と力学で,技術士試験合格者なら,多くの方が得意な分野と思われる。技術士が気象予報士試験の勉強に取り組むことは,結構楽しく充実したものになると考える。
気象予報士試験の受験をし,合格すると次のような大きなメリットがある。
- 建設コンサルタント会社で気象予報士としても活躍することができる
- 防災気象情報の種類や内容が理解でき,会社などで活用できる
- 技術士としての活動を行う中で,防災関係の仕事にも役立てることができる
- 勤務している会社で気候変動適応の取組ができる
- 独立技術士の方も,技術士会の防災部会や,防災士,気象防災アドバイザーとして活躍することも出来るし,セミナーの登壇の機会も増える
本セミナーにおいては,技術士が気象予報士試験に合格するための重要なポイントについて伝授いたします。
セミナープログラム
1.はじめに
2.気象予報士試験の内容と最近の傾向
(1)気象予報士試験について
(2)問題例
(3)最近の傾向
3.応用理学部門の技術士は免除科目がある
4.技術士が気象予報士を取得するメリット
5.勉強方法
(1)気象に親しむ
(2)物理的基礎を学ぶ
(3)過去問を研究すること
(4)やってはいけないこと
(5)学科試験対策
(6)実技試験対策
(7)現象別理解のポイント
6.試験本番での解答の方法と注意点
7.まとめ
◎ 質疑応答
セミナー講師
山本 光一 氏
山本技術士・気象予報士事務所 所長
技術士:上下水道部門
気象予報士
略歴
昭和32年生まれ
昭和56年関西学院大学卒業
昭和56年(株)ツムラ入社
主に茨城工場にて品質管理,水質管理に従事。試験室の化学物質管理も20年携わった。
ISO14001の構築にも携わった。
平成7年10月 第4回気象予報士試験合格,気象予報士登録
台風来襲時に会社の防災対応のアドバイスをした。
平成29年9月 (株)ツムラ 定年退職
平成29年10月 日興美装興業(株)入社 産業技術総合研究所つくば北サイトにて設備管理(主に排水処理施設の運転管理)に従事
令和2年3月 令和元年度 技術士第二次試験(上下水道部門)合格
令和3年4月 日興美装興業(株)退職
令和3年5月 技術士(上下水道部門)登録,山本技術士・気象予報士事務所開設
資格
技術士(上下水道部門),気象予報士,環境計量士(濃度),第一種作業環境測定士(有機溶剤),甲種危険物取扱者など
セミナー受講料
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
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