以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
★「ポリマーとは」という定義から、ラジカル重合の位置づけ、重合の素反応と重合メカニズム、使用可能な開始剤やモノマー、ポリマー合成の実際について解説します!
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
※日程が変更になりました。(2/8更新)
2月19日 → 5月13日
セミナー趣旨
ポリエチレンやポリエステルなどのポリマー類の多くは分子量の小さな「モノマー」を「重合」と呼ばれる化学反応で多数結合させて合成されます。この重合反応は大別すれば連鎖重合と逐次重合に分けることができますが、ラジカル重合は連鎖重合に分類される重合法の一つであり、非常に多くのモノマーに対して適用可能な重合法です。しかしながら、生成ポリマーの分子量やミクロ構造などの一次構造制御という点では制御が難しい、という欠点も有しています。
本セミナーでは、「ポリマーとは」という定義から始めて、重合反応におけるラジカル重合の位置づけ、重合の素反応と重合メカニズム、使用可能な開始剤やモノマー、実験室的製法と工業規模の重合などラジカル重合によるポリマー合成の実際について解説します。
<特典>
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
受講対象・レベル
製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
高分子合成の中で最も多用されておりラジカル重合について、基礎から学ぶことで新規ポリマー開発の足がかりができます。
セミナープログラム
1.はじめに
1-1. 高分子(ポリマー)の定義
1-2. 重合反応の分類
2.ラジカル単独重合
2-1. 重合の素反応
2-2. 重合速度
2-3. 重合の開始剤とその分類
2-4. 適用可能なモノマー
2-5. 重合に影響を与える因子(温度、溶媒、禁止剤)
2-6. 重合の実際
(1) 実験質的な重合例
(2) 工業的な重合例)
3.ラジカル共重合
3-1. 共重合体の分類
3-2. 共重合体の理論
3-3. 共重合体合成の具体例
(1) ランダム共重合
(2) ブロック、グラフト共重合
4.制御ラジカル重合(リビングラジカル重合)
4-1. 制御ラジカル重合のコンセプトと分類
4-2. 制御ラジカル重合の実例
(1) ニトロキシド媒介重合(NMP)
(2) 原子移動ラジカル重合(ATRP)
(3) 可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)
5.おわりに
【質疑応答】
キーワード:
高分子合成,ラジカル重合,共重合,リビングラジカル,ポリマー,開始剤,セミナー,講演,研修
セミナー講師
長岡技術科学大学 技学研究院 物質生物系 教授 博士(工学)
竹中 克彦 氏
【ご専門】
高分子合成
【ご経歴等】
高分子学会 北陸支部幹事
日本ゴム協会 関東支部幹事
1982年 東京工業大学工学部高分子工学科 卒業
1985年 同大学大学院修士課程修了(高分子工学 専攻)
(1983-1984 オハイオ州立アクロン大学 訪問研究員)
1986年 東京工業大学工学部 助手
1995年 長岡技術科学大学 工学部 助教授
2007年 同 准教授
2013年 同 教授
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとタイヤ、添加剤ホワイトカーボンとは、わかりやすく解説
【目次】 1. タイヤとシリカ タイヤは、自動車はもとより自転車、バイク、飛行機、鉄道にも使われていて、みなさんの生活には無くては... -
シリカ、シリコン、シリコーンの違いをわかりやすく解説
シリカ、シリコン、シリコーンこの単語、みなさんの生活の中で聞いたことがあるかと思います。みなさんは、この3つの違いがわかりますか?実は... -
シリカと医薬品、医薬品添加剤に使用される合成シリカとは
【目次】 1. 合成シリカ 合成シリカの多くは、衣食住をはじめさまざまな産業で使用されていて直接お目にかかることはあまりありません... -
シリカと地熱発電、シリカスケールの発生を予防できる技術とは
【記事要約】 シリカと地熱発電、地熱発電は自然の環境に依存する要因が大きく、常に熱水の温度、圧力、シリカ濃度が変化している。これがシ...