〜ハードからソフトへのビジネスチェンジへの対応〜

セミナー趣旨

SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)とは、自動車を制御するソフトウェアを、外部との双方向通信機能を使用して販売後も更新することにより、機能の追加、改善等を行うことが可能な自動車を意味します。SDVが普及すれば、これまでのハードの販売ビジネスから、ソフトウェアのライセンスビジネスへと転換することとなり、メーカーとユーザーの関係が劇的に変化することとなります。しかし、実際にSDVが販売され、公道でも見かけることが多くなった反面、ユーザーとの契約内容など、法的な側面については十分に検証がなされていない点もあります。
本セミナーでは、自動車分野に知見のある弁護士から、SDVについて、契約から法規制までポイントとなる点を実例を示しながらわかりやすく解説いたします。

セミナープログラム

1.SDV概論
 (1)SDVの概要  (2)具体的事例  (3)法的観点からの特徴
2.ハード提供からソフト提供への変化によるユーザーとの法的関係への影響
 (1)ユーザーとメーカーの法的関係  (2)契約上留意が必要な点
 (3)中古車として取得したユーザー対応 
3.法規制
 (1)保安基準  (2)サイバーセキュリティ  (3)アジャイルガバナンス
4.事故対応・損害賠償への影響
 (1)ソフトウェアの不更新とメーカー責任  (2)交通事故責任  (3)製造物責任

セミナー講師

TMI総合法律事務所 パートナー弁護士
岩田 幸剛(いわた ゆきたか) 氏

日本国弁護士(2008年登録)、ニューヨーク州弁護士(2016年登録)。2003年に慶応義塾大学法学部卒業後、国土交通省に入省。その後、2007年に東京大学法学政治学研究科法曹養成専攻を修了、2008年に弁護士登録し、長島・大野・常松法律事務所に勤務(2014年8月まで)、米国シアトルのワシントン大学ロースクールへ留学後(LL.M.)、2014年9月 TMI総合法律事務所に入所。2021年1月より同事務所パートナー弁護士。 その後、大手自動車メーカーへの出向などを経て、モビリティ関係ビジネスやデータビジネスに関する法律実務に多く携わり、実務を通じて得た経験を活かしてスキーム作りから契約面でのサポートを含めて幅広い業務を担当している。2019年9月に商事法務から刊行された「起業の法務」(共著)では、「自動運転」及び「カーシェア・ライドシェア」に関する章を執筆した。

TMI総合法律事務所 弁護士
鈴木 基浩(すずき もとひろ) 氏

日本国弁護士(2022年登録)。2011年に大阪大学法学部卒業、2013年に名古屋大学法科大学院修了後、2014年に自動車部品メーカー法務部勤務。取引基本契約、共同開発契約、開発委託契約等、多くの契約実務に携わり、契約面からビジネスを支える。2022年、TMI総合法律事務所に入所。自動車部品メーカーの法務部で培った経験と知識を活かして多くのモビリティ案件に携わり、また、データ、ベンチャー、コーポレート、訴訟紛争等、多様な法律実務を担っている。

セミナー受講料

1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 2時間35分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

事業戦略   企業法務   自動車技術

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