生成AI時代における新規事業・新商品開発のための最新情報収集・利活用ノウハウ

〜ChatGPT等生成AIの活用、そして人間の知恵を重ねて新たなビジネスを切り拓く〜

セミナー趣旨

早いもので、2023年度ももう後半に突入です。世界情勢も国内情勢も引き続き、不透明な状況が続いていますが、確実に時は進み、時代は変化していきます。世界各地で新たなビジネスが誕生し、注目すべき事象が数多く登場してきています(詳しくは当日ご紹介いたします)。
2023年度は「生成AI元年」として記憶に残る1年となるでしょう。Chat GPTに代表される生成AIについては、セキュリティ等の懸念から日本企業は慎重に対応を進めています。一方で、こうしたツールをいち早く使いこなすことで、後にビジネス界の風雲児となるであろうスタートアップも既に続々と登場しています。1996年に登場したインターネットのその後を考えると、生成AIをビジネスで利用しないという未来はおそらく存在しないと思われます。
本セミナーでは、ChatGPTをはじめとした生成AIを新規事業・新商品開発の観点からどう利用していくのがよいのかについて、できる限りお伝えしたいと考えております。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、様々なビジネスに関する調査依頼が日々寄せられていますが、もはや「業界の枠」を完全に突破した案件が増加の一途を辿っており、今後の競争環境のし烈さを予感させます。有力投資家や世界を動かす企業の動き等をウオッチしていても、まさに今後2年間は「勝負の年」だと強く感じます。大企業からスタートアップに至るまで、新たなビジネス探索活動にまさに虎視眈々です。もはや異種格闘技戦の様相すら呈しています。従来の産業構造を破壊するスタートアップや日本版ディスラプター(業界破壊者)登場の足音も既に聞こえてきています…。私自身、多様な業界の皆様に向けて、最新ビジネストレンド解説をベースとした講演や意見交換会を各社で開催していますが、「生成AIの活用について意見交換したい」「2030年をイメージした成長ビジネスでの展開を検討したい」「未来を見据えて、他業界について研究したい」というお声を数多く頂いています。
新規事業・新サービス創出のためには、より「視野」を拡げ、「視点」を変え、ビジネスチャンスをつかみ取る必要があります。生成AIをうまく活用しながら、そこに各社の知見や知恵を注入していく、経験を注入していく、あえて生成AIが出してこないビジネスアイデアを発想していく…。共に生成AI時代の情報収集・利活用について考える良い機会になればと思います。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来を考える力」のレベル感が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。本セミナーでは、生成AIとの付き合い方を中心とした内容となりますが、長年に渡り、数多くの企業や公的機関において、情報収集・利活用ノウハウを基軸に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、新ビジネスを意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なビジネストレンド解説、そして未来を見据える視点の置き方についてももちろん解説いたします。ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。

<講義のポイント>
・今回は業種業界問わず、新規事業や新商品開発責任者・担当者が把握しておきたい生成AI時代のビジネス情報収集・利活用ノウハウをふんだんにお届けいたします。
・インターネットが登場した1996年当時のこと、そしてその後の流れを思い出すと、ChatGPTをはじめとした生成AI関連サービスを企業活動において利用しないという選択肢はないのではと考えます。
・新規事業責任者・担当者が生成AIをうまく活用しながら、どのように新たな市場や隙間を突き止めていくかの考え方について事例を交えて解説いたします。
・2023年度もはや半分が経過しようとしています。アフターコロナを見据えた取り組み、経済安全保障をキーワードとしたビジネスの枠の拡がり、投資家トレンドに見る新たなビジネスの萌芽の発見等々、時代は確実に動いています。
・2023年度前半も「成長ビジネス×新規事業」を基軸とした事業探索トレンドは留まるところを知らず、各社大変熱心に取り組まれています。
・国内外の大手企業、スタートアップ、投資家の動きにも変化が見られます。生成AIは私たちの仕事の進め方を大きく変えていきますが、便利な時代に「秒針秒歩」で進化していくからこそ、人間の知見・知恵の重要性が問われる時代になると予想します。
・5年後10年後のビジネスを見通すためには成長産業探索だけでは十分ではありません。未来を先読みする目線を大切にしながら、業界の枠を超え、他社の先を行く事業プランを描いていく必要があります。
・本セミナーでは、2023年度後半以降の取組みに向けて、今後のビジネスの狙い目、そして中長期視点でこれから注目しておきたい様々なビジネスをご紹介しながら、ご参加の皆様に大きな刺激を感じていただきたいと考えています。
・大切なことは、常に未来を意識し、自身で未来を構想/創造していくことです。今の時代、実は顧客は明確な答えを有していません。Chat GPTに代表される生成AIをうまく活用しながらも自分で徹底的に考える、自分で未来を構想する力はますます重要になっていきます。
・意外に学ぶ機会がない「ビジネスで成功するための情報収集手法」についても、見ておくべき情報源の解説も含め、最新情報満載でお届けいたします。

セミナープログラム

1.未来を見据える上で重要な最新注目調査トレンド
・2023年度の注目調査トレンドを振り返る 
・順当な傾向そして意外な傾向とは…未来を読むための視点  
・生成AIへの関心は果たして…
・2025年そして2030年2040年のビジネスキーワードとは…
2.新規事業・新商品開発のためのビジネス情報収集手法
・生成AI時代…情報収集には確固たるセオリーがある  
・情報収集で使える情報源の種類と特徴(文献・Web・データベースetc)
・生成AI時代の定点観測の考え方  
・忘れてはならない「自分で考えること」が生み出す価値  
・BtoB、BtoC、BtoBtoC、製造業、サービス業それぞれの視点
3.情報収集ケーススタディ〜情報収集・活用の視点
・グリーン&デジタル分野 
・ヘルスケア&長寿分野  
・モビリティ&スマートシティ分野  
・宇宙ビジネス  
・物流関連ビジネス  
・フードテック、アグリテック
・フィンテック分野  
・シェアリング、サブスク関連ビジネス  
・知っておきたい成長ビジネス分野(当日発表)
4.ChatGPT等生成AIを新規事業・新商品開発でどう利用していくか
・もはや日進日歩?Chat GPTに代表される生成AI活用手法のポイント  
・日々やっておくとよいこと…講師の取組みからのメッセージ
・生成AIで収集した情報そして自分の知見はこうして組み合わせる  
・新規事業・新商品開発における生成AI利活用事例のご紹介
・業績好調企業がやっていること  
・今後のために…最新情報に見る生成AIの対応領域の拡張とこれから
・知恵比べの時代だからこそ、知っておきたいアイデア発想への活用  
・最新調査結果に見る生成AI時代の注目企業(未来の天下取り候補)のご紹介
5.10年後を見据える視点の育て方
・多忙なビジネスパーソンもこれだけは押さえておきたい  
・様々な業界の顧客との未来づくりから感じる重要な課題
・情報を結びつけて「次」を考え、さらにその「次」を妄想する  
・社会環境の変化を見る、経済政策の変化を見る、そして自業界を「冷静」に見る
・これから注目の生活者ターゲットとは…  
・投資家の動きを知る、投資家の信頼を得ている企業を知る!今最も注目すべきは…
・「水平線思考」で激戦を突破していく  
・需要と供給のギャップ探索のススメ
6.今後狙っていきたい注目成長産業分野で先手を打つための最新情報源のご紹介
・新規事業責任者/担当者が今最も読んでおきたいのは…  
・生成AI関連の最新情報を知るための国内外の超お勧め情報源とは…
・バリューが高いお勧め会員制メルマガ、会員制ニュースソース  
・新規事業担当者向け国内・海外のWebサイト、商用データベース、ニュースアプリ
・国内、海外の注目データベース、URL、YouTube等

セミナー講師

(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部 
エグゼクティブ・フェロー
菊池 健司(きくち けんじ) 氏

1990年 日本能率協会総合研究所入社、マーケティング・データ・バンク(MDB)配属。外資系金融機関での勤務を経て、現在に至る。MDBは、2023年8月現在、約2,000社の会員企業を有する日本最大級のビジネス情報提供機関。民間企業、官公庁、独立行政法人、大学、自治体等からの要請に応じ、公開情報を中心とした情報提供業務に長年携わる。現在は、リサーチ力を基盤とした企業の未来戦略・新規事業策定の支援を中心に、情報収集・活用手法のセミナー・研修、未来予測・未来ライフスタイル、特定ビジネスに関する将来トレンド解説、未来人材育成(役員研修〜新人研修まで広く)等を実施しており、日々顧客の未来づくりに伴走している。2021年6月より、ラジオNIKKEI「ソウミラ〜相対的未来情報発信番組」(毎週木曜日12:00〜)にレギュラー出演中。(URL: http://www.radionikkei.jp/soumira/)主な講師歴は、【MDB会員向けセミナー】MDB情報活用力養成講座(スタートアップから紐解くビジネスの未来、未来を読む視点、5年後10年後のビジネスチャンス、新規事業リーダーのために情報収集活用手法等)、「未来を見据えるための情報収集手法と発想法」「新規事業・新商品開発における情報収集手法」他多数。【業界団体】機能性フィルム研究会、日本製薬情報協議会、九州経済調査協会、日本私立大学連盟、ビジネス支援図書館協議会、専門図書館協議会、情報科学技術協会他。【その他】日経ビジネス、日本経済新聞社、東洋経済新報社、日本能率協会、日本能率協会マネジメントセンター、新社会システム総合研究所、R&D支援センター、技術情報協会、東京都新サービス創出スクール、静岡市産学交流センター他多数。著書・論文に 「今週の読まぬは損」(日本能率協会マネジメントセンター J.H.倶楽部連載中)(URL: https://jhclub.jmam.co.jp/series/index.html)「未来予測による研究開発テーマの決め方」「SDGsの経営・事業戦略への導入と研究開発テーマの発掘、進め方」(技術情報協会)「Learning Design」(日本能率協会マネジメントセンター)※書籍に学ぶビジネストレンド他多数

セミナー受講料

1名につき 34,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 3時間39分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

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受講料

34,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

全国

主催者

キーワード

AI(人工知能)   デジタル情報管理   マーケティング

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