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QUESTION 質問No.616

紐通しの素材について

全体/その他 |投稿日時:
現在、ウエストのゴム通しに、紐通しにステンレス2Φの針金を使用しています。

水着など生ゴムを使用してる場合、ゴムとの抵抗が大きく、通しにくい為、抵抗のない(滑りやすい)素材、又は表面加工された針金等をご存じの方、ご教授下さい。

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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

過去、アパレル関連の製造工場を指導している際に同様の課題があり
その際は、フッ素加工済ワイヤーの使用に変更したことがあります。
(作業時間は3割減、作業者の評価も上々でした)

ゴム通しが容易な滑りやすい素材の一例として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)コーティングされた針金があります。PTFEは非常に滑りが良く、抵抗が少ないため、生ゴムを通す際にストレスが軽減されます。また、シリコンコーティングされた針金も滑りが良く、ゴムとの摩擦を軽減する効果があります。

現在ご利用のステンレス2Φの針金はコーティング済みかはわかりかねますが、もし未コーティングのものでしたらコーティングされている針金(ワイヤー)を試してみてもよろしいかと思います。

参考(一般的な摩擦係数)
※摩擦係数は、素材の組み合わせや状況によって異なりますが、一般的な摩擦係数の範囲を示します。

①PTFEコーティング(ポリテトラフルオロエチレン):
PTFEの摩擦係数は非常に低く、通常0.05~0.10の範囲です。PTFEは、ほとんどの素材との摩擦係数が低いことで知られています。

②シリコンコーティング:
シリコンの摩擦係数は、0.3~0.6の範囲であることが一般的です。ただし、シリコンコーティングの摩擦係数は、コーティングの厚さや硬さなどによって変化します。

③コーティングなしのステンレス:
ステンレス鋼同士の摩擦係数は、おおよそ0.5~0.8の範囲です。ただし、ステンレス鋼とゴムの組み合わせの摩擦係数は、ゴムの種類や表面状態によって異なります。

これらの摩擦係数はあくまで参考値であり、実際の摩擦係数は使用状況や素材の組み合わせによって異なります。

参考になれば幸いです