「金属・無機材料技術」とは

金属技術は精錬に始まり、加工、溶接、表面処理やその評価方法など、金属に関連する総合的な固有技術分野です。 金属は合金組成や処理法を変えることで、様々な特性や機能を持たせることが可能であり、社会を構成する最も重要な材料のひとつと言えます。   無機材料は主成分が金属ではない無機物質の一般呼称であり、セラミックスとも呼ばれます。 近年の研究で導電性、耐熱性、誘電性、圧電性など、極めて多様な機能性を発揮する材料が開発され、デバイス、自動車、建設などに広い分野で応用されており、注目を集めています。

金属材料基礎講座 【連載記事紹介】

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「金属・無機材料技術」のキーワード解説記事

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原子散乱因子:金属材料基礎講座(その137)

◆ 原子散乱因子 X線と電子による相互作用や散乱を一つの原子に対して見てみます。原子の周りには原子番号の数だけ電子があります。もし入射X線が同じ方向...

◆ 原子散乱因子 X線と電子による相互作用や散乱を一つの原子に対して見てみます。原子の周りには原子番号の数だけ電子があります。もし入射X線が同じ方向...


Lorentz因子、吸収因子と温度因子:金属材料基礎講座(その136)

【目次】 1. Lorentz因子 X線回折はブラッグの式によって起きますが、回折ピークの角度から少しずれた角度でもある程度の回折...

【目次】 1. Lorentz因子 X線回折はブラッグの式によって起きますが、回折ピークの角度から少しずれた角度でもある程度の回折...


多重度因子、かたより因子:金属材料基礎講座(その135)

【目次】 1. 多重度因子 回折が例えば(100)で起こる時、同じ面間隔を持つ(010)、(001)などの面も同様に回折を起こしま...

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「金属・無機材料技術」の活用事例

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ゾルゲル法による反射防止コートの開発と生産

 15年前に勤務していた自動車用部品の製造会社で、ゾルゲル法による反射防止コートを樹脂基板上に製造する業務の設計責任者をしていました。ゾルゲル法というのは...

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金代替めっき接点の開発事例 (コネクター用貴金属めっき)

 私は約20年前に自動車用コネクターメーカーで、接点材料の研究開発を担当していました。当時の接点は錫めっきが主流でした。一方、ECU(エンジンコントロール...

 私は約20年前に自動車用コネクターメーカーで、接点材料の研究開発を担当していました。当時の接点は錫めっきが主流でした。一方、ECU(エンジンコントロール...