「金属・無機材料技術」とは

金属技術は精錬に始まり、加工、溶接、表面処理やその評価方法など、金属に関連する総合的な固有技術分野です。 金属は合金組成や処理法を変えることで、様々な特性や機能を持たせることが可能であり、社会を構成する最も重要な材料のひとつと言えます。   無機材料は主成分が金属ではない無機物質の一般呼称であり、セラミックスとも呼ばれます。 近年の研究で導電性、耐熱性、誘電性、圧電性など、極めて多様な機能性を発揮する材料が開発され、デバイス、自動車、建設などに広い分野で応用されており、注目を集めています。

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化学成分の分析:金属材料基礎講座(その141) 元素の成分分析とは

  ◆ 化学成分の分析 化学成分の分析では主に試料中の元素(炭素、鉄など)の成分(含有量、不純物量など)を分析します。化学成分の分析には...

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ICDD、ハナワルト法:金属材料基礎講座(その140)

【目次】 1. ICDD(国際回折データセンター) XRDの物質同定のためには基準となる材料の回折データが必要です。X線回折図形の...

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XRDの計算値と実測値の比較:金属材料基礎講座(その139)

  ◆ XRDの計算値と実測値の比較 実測したXRDのグラフを下図に、相対強度の比較の表を下表に示します。   図.A...

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ゾルゲル法による反射防止コートの開発と生産

 15年前に勤務していた自動車用部品の製造会社で、ゾルゲル法による反射防止コートを樹脂基板上に製造する業務の設計責任者をしていました。ゾルゲル法というのは...

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金代替めっき接点の開発事例 (コネクター用貴金属めっき)

 私は約20年前に自動車用コネクターメーカーで、接点材料の研究開発を担当していました。当時の接点は錫めっきが主流でした。一方、ECU(エンジンコントロール...

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