R&D組織変革リーダーシップ

株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 木村 壽男

構成・収録時間

DVD: テキストデータ(PDF形式)のCD-ROMつき収録時間 3時間00分 

分野

技術マネジメント > 技術マネジメント総合

価格

33,000円 (税抜 30,000円) 1点 在庫あり

商品説明

R&D組織変革リーダーシップ
〜ビジョンを機軸とした研究開発組織の「生産性」と「活力」の同時革新〜

動作環境

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講師からのコメント

木村 壽男(きむらひさお) 氏

1983年 京都大学農学部食品工学科卒業。企業の研究所勤務を経てコンサルティング業務に従事。
「技術経営革新」をメインテーマとし、研究開発革新、新製品開発力強化、技術戦略策定等のコンサルティング・研修・講演を行っている。
・2004年〜2013年 京都大学 産官学連携本部 産官学連携フェロー
・2010年〜2015年 青山学院大学大学院 非常勤講師(「研究開発特論」)
代表著書に「研究開発を変える」(同友館 2020年)がある。

内容紹介

[開催趣旨]
研究開発(R&D)組織には、企業の成長エンジンとして、新製品・新事業の創造や革新的新技術の創出といった成果が期待されています。しかしながらR&D組織の多くは、研究者・技術者の創意工夫の意欲や能力を十分に発揮することができず、十分なR&D成果や生産性を達成することができていません。
その背景・理由の一つに、R&D組織の責任者や現場リーダーのリーダーシップ不足があります。重要なR&Dテーマ・プロジェクトの成功に加えて、R&D組織の問題点・課題を大局的に把握し解決していく変革型リーダーシップが今求められています。
ただ、知識創造型組織の代表であるR&D組織では、従来の指揮命令・上意下達型のリーダーシップは有効に機能しません。「ビジョン」を機軸に、研究者・技術者個々人の意思や能力を尊重し、組織の「活力」を高め、最終的に生産性を高めていくリーダーシップが極めて重要です。

[習得知識]
1.R&D組織変革の必然性
2.リーダーシップの基礎理論
3.R&D組織に求められるリーダーシップの特徴
4.変革に向けたR&D組織診断(「生産性」と「活力」)との考え方と進め方
5.ビジョンを機軸としたリーダーシップのフレームワーク

[受講対象者]
・研究開発組織の経営を担う方(戦略企画スタッフ含む)
・研究開発の実践の場におけるリーダー

[プログラム]
1.今、研究開発(R&D)組織に求められているものとは【講義】
(1)R&D機能・部門への経営者の期待と不満
(2)今求められるR&D変革の基本コンセプト
(3)成長戦略の創造にR&D組織が大きく貢献する

2.リーダーシップの基礎理論とR&Dリーダーシップ【講義+演習(以下同じ)】
(1)リーダーシップとは/リーダーシップ論の歴史
(2)R&D組織におけるマネジメントの特性
(3)R&D組織のリーダーに求められる基本要件
(4)リーダーシップ自己診断

3.R&D組織の診断(「生産性」と「活力」)の考え方と進め方
(1)R&D組織の「生産性」の考え方と測り方
(2)「R&D活力診断」の進め方
(3)「生産性」と「活力」の両面からR&D組織変革の基本スタンスを決める

4.R&D組織のビジョンを構想する
(1)使命 (Mission)
(2)成果目標 (Outcome target)
(3)重点領域 (Domain)
(4)重要テーマ(Theme)
(5)投資配分 (Resource)
(6)組織 (Structure)
(7)チーム革新 (Team)

5.R&D組織変革シナリオを作成する
(1)「組織が目指すべき状態」の進化シナリオ
(2)「生産性」に直結する施策と、「R&D活力」の向上に資する施策の検討

6.R&D組織変革リーダー養成カリキュラム
(1)クラスごとの使命の再認識とマネジメント能力開発の重点
(2)主なR&Dマネジメント革新研修
(3)「R&D組織変革リーダー養成」カリキュラム