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食品用器具・容器包装の法規制~日本における器具及び容器包装に関するポジティブリスト制度の概要~~海外における食品包装材料に関する法規制動向~<会場開催セミナー>
東京都47,3002024-05-29
HACCPを構築・運用していても、
効果が上がらなければ意味がない!?
ISO22000等、各種認証の適切な運用方法についても解説します!
セミナー趣旨
2020年のHACCP制度化を受けて 業界ではHACCPの導入に余念がないように見えるが、
誤解に基づいた有効性には疑問符がつくHACCPが目立っている。経営資源を投入して
構築するHACCPであればそこにはかならず費用対効果の検討がしっかりと
なされるものでなければならない。この講演では 投資に見合う成果をいかに上げていくのか
受講の方々に指針を提供することを主眼としている。
習得できる知識
・有効性のあるHACCPとはどのようなものかの理解
・自社で展開すべきHACCPは費用対効果の面から
適合性確認であるべきか、認証であるべきかの理解
・人材育成は最大の難関であるが、それこそが最大の効果を上げるものであることの理解
セミナープログラム
1 なぜHACCPが重厚長大・無用の長物となりがちなのか
1.1 捨てるもの・拾い上げるものに ロジックの一貫性を
1.2 食品安全リスク、コンプライアンスリスク、ビジネスリスクを網羅するのに
役立ってこそHACCPは企業のリスクマネジメントの中で主流となりうる
1.3 各リスクの管理に失敗してつぶれた会社の例
1.4 各リスクの管理は 全て統一された基準によっている
2 (第三者による)会計監査、環境認証、労働安全認証、CSR監査
すべてリスクマネジメントのためのツール、その中でHACCPの席を確保する
3 審査時のインタビューに社長あるいはそれに次ぐ経営陣を引っ張り出せないようでは
成功はおぼつかない
4 マネジメントレビューに社長を引っ張りさせないようでは成功はお ぼつかない
4.1 マネジメントレビューでは単なる結果報告と計画の承認だけではなく
「アクション」の指示が必須
4.2 投資計画に食品安全項目をいれないと意味がない、なかでも人 材育成
5 規格の変更は効果を上げるのか
6 統合審査は効果を上げるのか
7 審査員・審査会社を「審査」するほどにならないと審査の質は上がっていかない
8 適合性確認であれ(ISO22000、SQF 、FSSC22000などのような)認証でさえ
一番難しいのが危害要因分析であることは未来永劫
8.1 継続的な人材育成と育成効果の検証
8.2 ビジュアライゼーションという考え方の再度の紹介
セミナー講師
関西大学 化学生命工学部 特任教授 広田 鉄磨 先生
1979年 ネスレ日本就職。製造と開発部門を歴任。
1999〜2001年 ネスレグローバルスタッフとして
アメリカオハイオ州のR&Dでプロジェクトマネジャー
2001〜2005年 ネスレグローバルスタッフとしてシンガポールR&Dで熱殺菌マネージャー
2005〜2010年 ネスレグローバルスタッフとしてシンガポール品質保証センターで
ISO22000(のちにGFSI承認規格)導入支援マネージャー
2010〜2015年 ネスレ日本にもどり 品質保証部で二者監査、品質保証システムの構築・維持
2015年〜関西大学 化学生命工学部 特任教授 食品安全、リスクマネジメントなどを担当
■専門・得意分野
・食品安全とくにHACCP及び食品安全マネジメントシステム
・食品安全を啓蒙する団体 (一社)食品品質プロフェッショナルズを結成し代表理事を務める
・経営と一体となった経営支援のための食品安全、経営全体からみたリスクマネジメントとして
HACCP/食品安全マネジメントシステムという立ち位置をとった理論展開に定評がある
セミナー受講料
『HACCP実務編(9月11日)』のみのお申込みの場合
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料、昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,640円
『HACCP入門編(9月10日)』と合わせてお申込みの場合
(同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
1名71,280円(税込(消費税8%)、資料、昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき60,480円
⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
備考欄に「HACCP実務編とセットで申し込み」とご記入ください。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
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