〜初心者を対象にシステム同定の基礎を丁寧に解説〜


対象システムの入出力データを用いてシステムをモデリングする
システム同定の基礎理論について解説します

セミナー趣旨

 カルマンフィルタを用いて状態推定を行う場合、対象であるシステムや時系列のモデリングは
非常に重要なステップです。カルマンフィルタが成功するかどうかは、対象のモデリングに
かかっているといっても過言ではないでしょう。
 本セミナーでは、対象システムの入出力データを用いてシステムをモデリングする
システム同定の基礎理論について解説します。特に、システム同定の初心者を対象にして、
システム同定の目的から、システム同定モデル、そしてシステム同定アルゴリズムまで、
システム同定の基礎となる部分を丁寧に解説します。さらに、カルマンフィルタによる
システムの状態推定を行う場合について、システム同定法の適用法をお話しします。

セミナープログラム

1 システム同定とは
2 システム同定の手順
3 線形システムと確率過程の基礎
4 同定実験の設計と前処理
5 システム同定モデル
  5.1 ARXモデルとFIRモデル
  5.2 出力誤差モデル
  5.3 状態空間モデル

6 システム同定アルゴリズムの概要

セミナー講師

足立 修一(あだちしゅういち)氏:慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 教授(工学博士)
経歴
  1981年 慶應義塾大学 工学部 電気工学科卒業
  1986年 慶應義塾大学大学院 工学研究科 博士課程 電気工学専攻修了(工学博士)
  1986年 株式会社東芝入社 総合研究所 勤務
  1990年 宇都宮大学 工学部 電気電子工学科 助教授
  1993年 ~1996年 科学技術庁 航空宇宙技術研究所(現JAXA)客員研究官 兼務
  2002年 宇都宮大学 工学部 電気電子工学科 教授
  2003年 ~2004年 ケンブリッジ大学 工学部(制御グループ) 
                   客員研究員(Gonville and Caius College)
  2006年 慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科 教授

研究テーマ
  1 システム同定理論と時系列解析…連続時間システム同定法
         プロセス制御のための実用的なシステム
     同定理論 / 時系列解析
  2 非線形・非ガウシアン最適フィルタリング理論(状態推定問題)
           …Unscented Kalman filter (UKF) 
     カルマンフィルタ理論の実用化検討
  3 制御系設計理論…モデル予測制御(Model Predictive Control) / ロバスト制御

主な著書
 「MATLAB による制御のための上級システム同定」(2004)
   「電気自動車の制御システ

セミナー受講料

お1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
テキストとして、「システム同定の基礎」(足立修一 著、東京電機大学出版局/2700円(税別))を
使用しますので、お申込み時、備考欄に『PC貸出』受講料、テキスト代(実費)を
合わせて請求させていただきます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

51,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

機械学習・ディープラーニング   情報技術

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キーワード

機械学習・ディープラーニング   情報技術

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