【中止】<社内の知財意識高揚を図るための>知財教育の方法〜「iPod特許侵害訴訟」を基に〜

ノンフィクション・事実で学ぶ特許・知財の全体像!
特許・知財を社内に広めるためのノウハウ!

セミナー趣旨

 本セミナーでは、受講者が自社内で知財教育をするときの疑似体験を提供します。
具体的には、受講前にお届けする「iPod特許侵害訴訟」を読むことで事前に上記ストーリーを
学習しておいていただき、セミナーでは、ストーリーから学んだ知識の確認やディスカッション、
問題解決学習などを「学び合い・教え合い」することにより、学んだ知識を
「使うことで学ぶ」活動を行います。なお、大事なことは、絶対に正しい一つの答えが
あるわけではないことです。齋藤らが採った行動が最善とは限りません。
 セミナ―の目的は、受講者自身の経験やストーリーから読み取った流れを重ね合わせることに
よって、さまざまな場面に対処できる人財の育成です。本セミナーで体験した進行方法を、
そのまま自社で再現すれば、効果的な知財セミナーを行うことができます。

受講に際して
受講申込者には講師の著書『iPod特許侵害訴訟』(日本経済新聞出版社)を郵送・進呈します。
セミナー当日までに必ず通読してください。他の受講者とのディスカッションがより興味深く
実りあるものになり、終了後に自社で行う知財セミナーのあるべき姿がより明確になるからです。
 本書の主人公である齋藤憲彦氏と弁護士・弁理士による発明創出→特許出願→アップルとの
ライセンス交渉とその決裂→特許成立→アップルによる債務不存在確認訴訟と権利者による
反訴→和解交渉→アップルによる無効理由の提示と訂正審判→東京知財における勝訴→知財高裁に
おける勝訴→最高裁における勝訴確定に至るフルコースのストーリーです。
   普段はあまり語られることのない、代理人の弁護士や弁理士との出会いや活用法のほか、
裁判費用の問題点についても触れていますので、実務直結の内容です。

受講対象・レベル

・企業内で特許・知財活動の必要性を感じている担当者・責任者
・特許・知財情報をより活用して企業活動を推進していきたい経営層・部門長の方々
*知財を含めた人事・教育部門や法務・知財部門の方はもちろんですが、
 商品開発・企画部門、研究開発部門の方々にも受講をおすすめします。
*業種・業界は不問です。本セミナーでは、事例としてiPodを挙げておりますが、
 事件で争われた技術は、指でクルクルなぞって曲を探しプッシュして確定するスイッチに
 ついてであって、電子技術に関するものではありません。見れば誰でも分かる内容ですので、
 電子機器業界以外の方や技術者以外の方であっても無理なく受講できます。

セミナープログラム

1.セミナーのはじめに~あなただったら、どんなiPodが欲しい?~
 ・齋藤のポリシーと発明プロセスから発明の本質を探る
 ・iPodのあるべき姿とそれを構想する意味はなに?
 ・あるべき姿を実現するための課題とは?
 ・課題を解決する手段とは?

2.特許明細書は自分で書くべきか?
 ・特許明細書についての齋藤のポリシー
 ・特許明細書の役割とは何か?
 ・特許明細書を自分で書くメリット・デメリットとは?
 ・特許事務所に作成を委託した時のメリット・デメリットとは?

3.特許出願の使い道
 ・齋藤憲彦はアップルジャパンとライセンス交渉した。その是非?
 ・あなたが齋藤ならどうする?
 ・あなたがアップルジャパンの担当者ならどうする?
 ・出願公開の前後で違いはあるか?
 ・拒絶理由・補正書(意見書)・訂正審判等の流れを自社社員に理解してもらうために
  あなたが行っていることは?

4.弁護士・弁理士の活用法
 ・弁護士はなぜ訴訟代理を引き受けたのか?
 ・弁護士はなぜ弁理士の協力を求めたのか?
 ・弁理士はなぜ弁護士に協力したのか?
 ・弁護士・弁理士を効果的に活用するにはどうすべきと思うか?

5.税関による輸入差し止め
 ・輸入差し止めの実態
 ・輸入差し止めのメリット・デメリットは何か?
 ・輸入差し止めの使い道のあるなし、あるのであれば何か?

6.訴訟遂行
 ・アップルは無効審判を取り下げた。なぜか?
 ・裁判所はなぜ齋藤らに執拗に和解を求めたのか?
 ・齋藤は和解を受け入れるべきだったか?
 ・(一般論・貴社の立場で)訴訟は知財紛争の有効な解決方法か?
 ・(一般論・貴社の立場で)和解のメリット・デメリットは何か?

7.セミナーのおわりに
 ・あなたはiPod特許侵害訴訟から何を学んだか?
 ・あなたが齋藤だったらどうしたか?
 ・あなたがアップルだったらどうしたか?

8.フリーディスカッション
 ・質疑応答、セミナーの感想などなんでも自由に発言してください。

セミナー講師

知財コミュニケーション研究所 代表 弁理士 博士(工学)  新井 信昭 先生

知財コミュニケーション研究所代表。ものつくり大学特別客員教授。
1954年生まれ。知財コンサル3000件超の知財活用コンサルタント、博士(工学)、
技術経営修士(MOT)、弁理士。著書に『レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、
どっちが賢い?』、『パクリ商標』。

セミナー受講料

1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき33,000円 + 税
 ※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

知的財産マネジメント   人財教育・育成

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47,300円(税込)/人

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知的財産マネジメント   人財教育・育成

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