P2P電力取引システムが生み出すビジネス

関西電力/TRENDE
新電力流通システムと、それが生み出すビジネスの可能性を解説


【セミナープログラム】


【14:00~15:25】

 再生可能エネルギーの導入が進む中、デジタル技術を用いた分散リソースの活用に注目が
集まっている。従来の電力インフラは発電、送電、配電の一方向の電気の流れを前提に
設計されているが、プロシューマが増えれば電気の双方向のやりとりが想定される。
そういったやりとりのすべてを中央で管理制御するのは困難である。
 再生可能エネルギーの普及とともに生まれた概念が消費者(コンシューマ)と
発電者(プロデューサ)の双方の顔を持つ「プロシューマ」である。プロシューマ、
コンシューマのやり取りを自律分散制御的に行うための仕組みがP2P電力取引システムである。
 電気の物理的なやり取りは従来の電力インフラ上で制約条件を考慮しつつ行われ、
その電力融通のための情報はメッシュのように張り巡らされたネットワーク上で
Peer to Peerにやり取りされる。また、P2P電力取引システムは需要家の近くで
発電された電力を優先して使用する特徴をもつので、電力の地産地消につながる。
 本講演では、自律分散システム基盤に利用されているブロックチェーンなどのデジタル技術を
用いた新しい電力流通システムとそれが生み出すビジネスの可能性について解説する。

1.日本の電力事情
2.分散型電源の普及
3.ディマンドレスポンス
4.P2P電力取引システムの構成
5.P2P電力取引マーケット
6.日本の電力流通のこれから
7.質疑応答/名刺交換


【15:35~17:00】

 ブロックチェーン技術を活用した電力ビジネスの検討は、デジタル化の流れを踏まえ
P2P電力取引への適用を中心に国内外で盛り上がりを見せている。各種課題はあるものの、
電力デジタル技術の革新や分散型エネルギー活用の進展は、BC技術を活用したP2P電力取引に
親和性があり、BC電力ビジネスの未来は明るいと考えられる。

1.電力業界の構図・エネルギー取引ビジネスの類型
2.卒FITを踏まえた、現状と課題
3.買取期間終了後の太陽光発電からの余剰電力買取(関西電力の場合)
4.ブロックチェーン技術を活用した電力P2P取引
5.関西電力のブロックチェーンを活用した電力直接取引実証
6.電力P2P取引の制度面の論点と今後の展開
7.質疑応答/名刺交換


【講師】


東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻博士課程 武田 泰弘(たけだ やすひろ) 氏
TRENDE株式会社 P2Pテクノロジーディレクター
 

2010年 中央大学大学院 電気電子情報通信工学研究科 博士課程前期修了 ソニー株式会社入社
2012年 ソニーコンピュータサイエンス研究所 プロジェクトエンジニア
2016年 株式会社オプトインキュベート テクノロジーディレクター
2017年 東京電力ホールディングス株式会社 新成長タスクフォース
      東京大学大学院 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 博士課程後期入学
2018年 TRENDE株式会社 テクノロジーディレクター
                現在に至る


石田 文章(いしだ ふみあき) 氏 : 関西電力株式会社 技術研究所 研究室主幹

  1986年 東京大学工学部電気工学科卒業。同年 関西電力に入社。
主に、送変電設備の計画、解析業務に従事。以降、2009年NEDO新エネルギー部
統括研究員出向、2012年地域エネルギー本部地域エネルギー開発グループ担当部長を経て、
2017年より現職。現在は、家庭のエネルギーマネジメント技術に携わる。
   専門分野は、電力システム解析、再生可能エネルギー技術、スマートグリッド技術、
P2P電力直接取引技術。2016年~ 大阪大学招聘教授。


【受講料】


1名につき 33,770円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)