個別半導体車載認定規格:AEC-Q101,AQG324,JEITA ED-4711を中心とした信頼性認定ガイドライン

AEC-Q101に準拠した試験を実施する場合の留意点や
問題点、対応方法について概説します 



車載用集積回路認定ガイドラインの動向、各種信頼性試験の必要性と
問題点のほか、知っておくべき国際規格についても解説


 EV/HEV 向けに個別半導体、特にパワーデバイスの需要は今後、飛躍的に伸びることが
予測されています。パワーデバイスは、大きな電流、急激な温度変化など、
通常の半導体デバイスとは異なるストレスの影響を受け、その信頼性をいかに保証するかが
重要な課題となっています。 
 個別半導体の信頼性認定ガイドラインとしては、米国ビッグ3が中心になって策定され、
今や世界標準になっているAEC-Q101があります。AEC-Q101 は、車載用個別半導体を
認定するための信頼性試験規格で、必要サンプル数の多さや試験時間の長さから評価コストが
膨大になるという問題があります。その一方で、日本発の車載認定ガイドラインとして
JEITA ED-4711 が2016年に発行され、現在、IECへ提案し国際標準化を進めています。
 本セミナーでは、AEC-Q101に準拠した試験を実施する場合の留意点と、問題点、
対応方法について概説します。また、今後IEC化される日本版のAEC-Q101 規格EDR-4711 について、
考え方、使い方について詳細に説明します。
 更に、車載用半導体を製造、販売するにあたって知っておくべき国際規格として、
品質システムではIATF16949、工程監査ではVDA6.3 等の規格があり、独AQG324 等も
注目されています。これらの車載用集積回路認定ガイドラインの動向、各種信頼性試験の必要性と
問題点と知っておくべき国際規格についても、半導体メーカの立場から詳細に解説致します。


【講師】


瀬戸 屋孝(せとや たかし)氏
東芝デバイス&ストレージ株式会社 品質統括責任者  
JEITA 半導体信頼性技術委員会 主査
<略歴>   
1983年東芝入社 以降半導体の品質、信頼性業務に従事
2013年より現職。JEITA 半導体標準化技術専門委員会 委員長、
JEITA 信頼性技術委員会 主査、日科技連 信頼性品質技術研究会 副委員長、
RCJ(日本電子部品信頼性センター) 理事


【プログラム】


1 パワーデバイスの市場動向
  1.1 パワーエレクトロニクスとパワーデバイス
  1.2 パワーデバイスの応用範囲
  1.3 高耐圧化と低オン抵抗化の要求

2 車載用半導体に要求される信頼性
  2.1 信頼性試験の目的
  2.2 信頼性試験の種類と役割
  2.3 個別半導体特有の故障モードと加速性
  2.4 パワーサイクル試験法と不良モード

3 個別半導体の認定ガイドラインの説明 
  3.1 AEC-Q101の内容と考え方
   *試験の進め方、条件、問題点 
  3.2 JEITA ED-4711の内容と考え方
   *品質保証の考え方、サンプル数、試験条件の考え方
  3.3  国際標準化の状況について

4 *IAFF16949、VDA6.3、ISO26262、AQG324等の規格概説
5 国際規格の動向
  5.1 AQC-Q101、AQG324等国際車載規格の動向
  5.2 国内の規格作成動向と国際規格化の動向


受講料


お1人様受講の場合 46,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

50,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

東京都

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【千代田区】フォーラムミカサ エコ

【JR・地下鉄】神田駅 【地下鉄】淡路町駅・小川町駅

主催者

キーワード

自動車技術   半導体技術   安全規格

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