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急速に変わりゆく国内外の動画配信ビジネス最新動向を探る
【セミナープログラム】
【14:00~15:10】
高速ブロードバンド回線に繋がるデバイス普及が急速に進む中、動画配信市場は
海外のみならず、日本国内も活性化している。これは、提供主体(専業・兼業、GAFA、
SNS、コンテンツホルダーなど)、ビジネスモデル(有料・無料、機能課金など)、
提供コンテンツ(商用、オリジナル、CGMなど)、提供形態(見逃し、アーカイブ、
ライブ・同時配信など)といったサービスの多様化(=選択肢の拡大)に起因している。
さらには、映像の視聴スタイルやメディア接触の変化も後押ししている。
サービス認知拡大と環境変化が相まって、利用拡大は今後も進むだろう。
本講演では、海外動向も紹介し、動画配信市場の見通しを考察する。
1.動画配信サービスの現状
2.各プレーヤーの動向(放送、非放送)
3.環境変化(サービス・技術・制度、インフラ、デバイスなど)
4.生活者のメディア接触変化
5.2020年以降の動画配信サービスの見通し
6.質疑応答/名刺交換
【15:20~16:30】
PGC(プロが制作したコンテンツ)とUGC(ユーザーが制作したコンテンツ)の共存と
共有がもたらした動画配信革命は、地球規模で進展しつつあり、ネットフリックスなどによる
オリジナル番組の配信やティックトックなどのSNS動画アプリの流行は、日本にも大きな
影響を及ぼしている。インターネット動画メディアにおけるヒットコンテンツの共通項と
編成・展開戦略はどのようなものか。ニッチなサービスの可能性とは何か。
そして、動画配信革命の中核となっている若年層はどう動いているのか。
映像によるコミュニケーション革命の最新情勢を、アメリカ・イギリスにおける
最新研究に触れつつ、具体例に即して分析し、今後の動向を展望する。
1.2019年の現況=FAANG (5大プラットフォーム)の世界展開と
動画配信における米中対立の構図
2.ユーチューブ上位チャンネルの特徴
-ヒットコンテンツの共通項
3.世界トップランクのユーチューバー動画の特徴
4.動画メディアの特性を活かす編成・展開戦略のあり方
5.動画配信がもたらす多様性とニッチなサービスの可能性
6.若年層の動向
-ミレニアル世代(ディジタルネイティブ)とZ世代(動画ネイティブ)の違い
7.2020年以降の展望=映像コミュニケーションの未来
8.質疑応答/名刺交換
【講師】
上級コンサルタント/プリンシパル 山口 毅(やまぐち たけし) 氏
株式会社野村総合研究所 ICTメディア・サービス産業コンサルティング部
放送・メディア業界、通信業界における事業戦略・サービス戦略立案、
マーケティング戦略立案などの調査・コンサルティング業務に従事。
近年は放送・コンテンツ分野を中心に活動している。CMA。
主な共著書に、『ITナビゲーター(2005~2019)』、
『2015年のIDビジネス』、『提言!地域産業再構築』等。
辻 泰明(つじ やすあき) 氏 : 筑波大学教授(映像メディア論)博士(情報学)
東京大学文学部卒。日本放送協会入局後、ドラマ部、スペシャル番組部、
教養番組部などでディレクター、プロデューサーとして番組制作に従事。
主な担当番組は、『NHKスペシャル映像の世紀』、『その時歴史が動いた』、
『ドキュメンタリードラマ 宮澤賢治・銀河の旅びと』など。編成局に異動後、
放送・通信連携サービス、モバイルコンテンツ開発、オンデマンド配信業務などを担当。
2015年より現職。
著書に、『映像メディア論』、『昭和期放送メディア論』、
『インターネット動画メディア論(10月刊行予定)』ほかがある。
【受講料】
1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)
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