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代表的な臭気除去法を実験を通して学び、
嗅覚の基本的メカニズムについて最新情報も紹介
講師
大同大学 工学部建築学科 かおりデザイン専攻 非常勤講師(前教授) 岩橋 尊嗣 氏
≪専門≫
臭気対策、消臭・脱臭法の研究開発、かおりの活用
≪活動≫
・公益社団法人におい・かおり環境協会:役付理事(副会長)及び編集委員長
受講料
49,980円(税込、資料付)
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趣旨
臭気除去法について概観し、代表的な方法である①物理的方法、②化学的方法、
③生物的方法、④感覚的方法について説明する。同時に五感における嗅覚の
基本的メカニズムについて最新情報からの話題を提供する。
このときの基本的考えとして、においは分子の世界であることを認識し、
嗅覚受容体がどのように作用するのかを理解することが重要である。
評価法としては、①機器による物質濃度測定法、②嗅覚による官能評価法の2種類に分類される。
これらを「悪臭防止法」の立場及び「芳香消臭脱臭剤協議会の自主基準」の立場から概観し、
活用法についての詳細を説明する。特に、前述した臭気除去法において、
現存する物理的方法及び化学的方法等を評価する場合の注意点について論ずる。
講演中に簡易実験として、嗅覚検査(T&T)、皮脂から発生する不快臭の再現、
嗅覚・味覚の関連性などについて行う予定である。
プログラム
1.五感に関する概論
1.1 嗅覚について
・においを認識するメカニズム
“におい強度及び質の変化”をどのように認識しているか
・嗅覚受容体に関する最新情報
におい物質が受容体をブロックする
2.臭気除去法(対策法)と消臭剤・脱臭剤・防臭剤について
2.1 物理的方法
2.2 化学的方法
2.3 生物的方法
2.4 感覚的方法
3.臭気の測定方法・評価方法
悪臭防止法及び芳香消臭脱臭剤協議会自主基準参照
3.1 物質濃度測定法
・GC –MS法、検知管法、センサー法 等
3.2 嗅覚測定法
・6段階臭気強度表示法、9段階快・不快度表示法、容認性、
GC-MSオルファクト法 等
4.新しい技術及び研究紹介
4.1 酸化反応の利用
・有機物質(臭気物質)を完全酸化分解!
全ての悪臭物質が二酸化炭素、水に分解される
4.2 嗅覚受容体と、におい分子の関係がひも解かれる
・かおり事業の黎明期が来る!
(科学技術振興機構の香りプロジェクトに関する情報)
5.体験実験
5.1 嗅覚検査(T&T 5基準法)
5.2 嗅覚-味覚の関連性
5.3 体臭テスト
脂質の酸化分解で鉄臭が産生する
【質疑応答・名刺交換】
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