細胞培養基材の基礎・設計から細胞シート工学を基盤とする組織再生研究への展開

細胞培養の基礎から応用までを解説
特にバイオマテリアル・組織工学の研究を中心に紹介!


講師


東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 講師 高橋 宏信 先生


講師紹介


略歴
2001年3月 九州大学 工学部 物質科学工学科 卒業
2001年4月 九州大学大学院 工学府 材料物性工学専攻 修士課程 入学
2003年3月 九州大学大学院 工学府 材料物性工学専攻 修士課程 修了
2003年4月 九州大学大学院 工学府 材料物性工学専攻 博士課程 進学
2006年3月 九州大学大学院 工学府 材料物性工学専攻 博士課程 修了
        博士(工学)取得
2005年4月〜2007年3月 日本学術振興会特別研究員
2006年4月 コロラド州立大学 工学部 博士研究員
2006年7月 ユタ大学 薬学部 博士研究員
2008年7月 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 博士研究員
2010年6月 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 助教
2017年3月 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 講師
     (現在に至る)

専門および得意な分野・研究
バイオマテリアル・組織工学・再生医療

本テーマ関連学協会での活動
所属学会:日本バイオマテリアル学会(評議員)・日本再生医療学会(代議員)・高分子学会


受講料


1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)  
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税  
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。      
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


はじめに
 iPS細胞の樹立によって再生医療に対する期待感が高まり、再生医療の重要性は一般的にも
浸透するようになってきた。優れた細胞ソースとしてiPS細胞の技術が進歩するなか、
それらを上手に利用して生体外で組織化する技術も同時に必要になってくる。
 細胞を操る技術を開発するためには、バイオマテリアルに代表される工学技術を含む
医工学分野の知見が必要である。本講座では、細胞培養の基礎から応用について、
特にバイオマテアイル・組織工学の研究を中心に紹介する。

受講対象者
本テーマに興味のある
・各企業の技術者・研究開発者
・高分子材料等を医療、ヘルスケア市場へ展開したいと考えている方々
・再生医療、医用材料、医療機器、高分子材料関連のメーカーの方
・新規市場、新規テーマを調査し、模索している企画・戦略担当者
・細胞培養基材が再生医療の分野でどんな役割を果たすか、細胞培養基材で何ができるか、
 その可能性を知りたい/見極めたい方

必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど
理工系学部の一般教養レベルの化学の知識

本セミナーで習得できること
細胞培養に関する基礎知識
バイオマテリアルに関する基礎知識
組織工学・再生医療に関する基礎知識


セミナー内容


1. 細胞培養について
1) 培養細胞の種類
2) 培養基材の種類
3) 細胞と培養基材の関係
4) iPS細胞の培養
5) 再生医療における自家細胞と他家細胞

2. 3次元組織作製技術
1) 組織工学と再生医療
2) 3次元ゲル・スキャホールドによる培養
3) スフェロイド形成
4) 細胞ファイバー
5) バイオプリンティング
6) Layer-by-layerによる細胞積層法
7) 器官原基作製法

3. 細胞シート工学の特長と現状
1) 温度応答性培養皿の設計
2) 細胞シートの臨床応用(心筋再生など)
3) 3次元組織の構築(肝組織再生など)
4) 組織の大型化に向けた血管網導入
5) 大量生産に向けたオートメーション化
6) 筋組織モデルとしての応用


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

バイオ技術   再生医療等製品技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

バイオ技術   再生医療等製品技術

関連記事