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電極反応で起こっていることを理解し、正しいデータ解釈をする講座
教科書にはない測定ノウハウ、直感的に理解できます
講師
名古屋工業大学 大学院工学研究科 生命・応用化学専攻 教授 高田 主岳 氏
【経歴】
1995-1997 Cornell University, Dept. of Chemistry and Chemical Biology, Postdoctoral Research Associate
1997-2003 Dept. of Chemistry and Chemical Biology, Research Associate,
2003-2006 東京大学生産技術研究所 助手
2006-2008 名古屋工業大学大学院 助教授, 2008-2017 同上 准教授 (職名変更による)
2017- 同上 教授
【専門】
電気化学・分析化学
受講料
【48,600円、昼食・資料付】 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,300円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
電気化学測定において最も広く用いられる測定法の一つがサイクリックボルタンメトリである。
これは、簡単な測定法にも拘わらず、試料の様々な電気化学特性が評価できるためである。
しかし、実際にはサイクリックボルタンメトリの持つ能力の一部しか利用されていないことが多い。
本講義では、式をこねくり回すのではなく、電気化学の基礎からサイクリックボルタンメトリまで
直感的に分かる様に解説し、また教科書には載っていない測定時のノウハウを紹介する。
これは、簡単な測定法にも拘わらず、試料の様々な電気化学特性が評価できるためである。
しかし、実際にはサイクリックボルタンメトリの持つ能力の一部しか利用されていないことが多い。
本講義では、式をこねくり回すのではなく、電気化学の基礎からサイクリックボルタンメトリまで
直感的に分かる様に解説し、また教科書には載っていない測定時のノウハウを紹介する。
セミナー講演内容
<得られる知識、技術>
・電気化学の基礎
・サイクリックボルタンメトリの基礎
・種々の電気化学的情報を得る方法
・測定のノウハウ
・データ解析法等
<プログラム>
1.電気化学の基礎
1.1 基礎中の基礎:電位と電流の意味
1.2 ネルンストの式を理解する!
1.3 正極・負極・陽極・陰極?
~もっと簡単な呼び方~
1.4 +と-だから二電極でいいのでは?
~なぜ三電極系を使う?~
1.5 作用電極・参照電極・対電極
1.6 作用電極への印加電位を変化させるということ!
1.7 最も簡単な電極反応・複雑な電極反応の進み方
1.8 電極反応を理解するために!
~電子移動律速・物質移動律速~
2.サイクリックボルタンメトリ(CV)
2.1 サイクリックボルタンメトリとは?
2.2 サイクリックボルタンメトリから分かること!
2.3 可逆系・準可逆系・非可逆系
~電子移動速度~
2.4 化学反応をともなう電極反応のサイクリックボルタンメトリ
~先行化学反応-電極反応、電極反応-後続化学反応等~
2.5 電極に吸着した物質・膜のサイクリックボルタンメトリ
2.6 電極・電解セルの選択
2.7 溶媒・電解質の選択
2.8 除酸素法 酸素による妨害
2.9 電位掃引方法
~掃引開始電位・折返し電位・掃引速度・掃引回数~
2.10 データ解析法
~デーク電位・ピーク電流値の求め方・ピーク電流 vs 掃引速度のプロット~
2.11 お勧めの参考書
□質疑応答・名刺交換□
・電気化学の基礎
・サイクリックボルタンメトリの基礎
・種々の電気化学的情報を得る方法
・測定のノウハウ
・データ解析法等
<プログラム>
1.電気化学の基礎
1.1 基礎中の基礎:電位と電流の意味
1.2 ネルンストの式を理解する!
1.3 正極・負極・陽極・陰極?
~もっと簡単な呼び方~
1.4 +と-だから二電極でいいのでは?
~なぜ三電極系を使う?~
1.5 作用電極・参照電極・対電極
1.6 作用電極への印加電位を変化させるということ!
1.7 最も簡単な電極反応・複雑な電極反応の進み方
1.8 電極反応を理解するために!
~電子移動律速・物質移動律速~
2.サイクリックボルタンメトリ(CV)
2.1 サイクリックボルタンメトリとは?
2.2 サイクリックボルタンメトリから分かること!
2.3 可逆系・準可逆系・非可逆系
~電子移動速度~
2.4 化学反応をともなう電極反応のサイクリックボルタンメトリ
~先行化学反応-電極反応、電極反応-後続化学反応等~
2.5 電極に吸着した物質・膜のサイクリックボルタンメトリ
2.6 電極・電解セルの選択
2.7 溶媒・電解質の選択
2.8 除酸素法 酸素による妨害
2.9 電位掃引方法
~掃引開始電位・折返し電位・掃引速度・掃引回数~
2.10 データ解析法
~デーク電位・ピーク電流値の求め方・ピーク電流 vs 掃引速度のプロット~
2.11 お勧めの参考書
□質疑応答・名刺交換□
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