~自動車構造接着剤の最新情報~
~カーエレクトロニクス用接着剤の最新情報~
~自動車用接着剤の選び方、使い方~



自動車構造の変革に対応できる接着剤とその技術とは
接着剤の必要特性、使用の際の留意点、不良発生事例…
自動車で使われる接着剤をより深く知るために

セミナー講師


NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏 ※元ナガセケムテックス(株)

略歴

1990年 京都工芸繊維大学 高分子学科 修士課程卒業
    長瀬チバ(現ナガセケムテックス)入社
1990-1994年 半導体用塗料、封止材の開発
1995-1996年 自動車用電装部品向け注型材、一液接着剤の開発
1997-2010年 半導体用液状エポキシ封止材、シート封止材の開発
2011-2018年 複合材向けマトリックス材、構造接着剤の開発
2019年 NBリサーチ設立

専門
エポキシ樹脂、接着剤、複合材、半導体封止剤

受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
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2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,300円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨


 自動車の構造は燃費や排ガスの規制強化から軽量化が進み100年に一度と言われるほどの大きな構造変革が起こっています。従来から使用されていた鋼板の使用が制限され、新たにアルミ、マグネシウム、チタンなどの軽金属や炭素繊維複合材料などのプラスチック材料の使用が検討され始めています。それに伴って従来当たり前に使われていた溶接という接合が制限され接着剤を用いて接合を行わざるを得なくなってきています。
 本講演では自動車で使われる接着剤をより深く知るためにその使用例や接着剤の必要特性、使用の際に気を付けるべき事や接着剤起因の不良発生事例、「そもそも接着剤ってなぜ接着してるの?」まで掘り下げて接着剤を考えている最先端の研究事例を中心に紹介していきます。

セミナー講演内容


1.自動車材料の変革
 1.1 自動車に対する様々な規制
  1.1.1 燃費、排ガス対応の現状
  1.1.2 規制に対する対応
  1.1.3 軽量化に対応する新材料開発
 1.2 自動車用材料の変革
  1.2.1 自動車業界におけるマルチマテリアルの現状
  1.2.2 金属の最新開発動向
  1.2.3 CFRPの最新開発動向
 1.3 新材料に接合はどう対応するのか
  1.3.1 機械的締結
  1.3.2 成形による接合
  1.3.3 接着剤による接合

2.自動車構造接着剤の最新情報
 2.1 構造接着剤の適用例
  2.1.1 ヘミング接着
  2.1.2 マスチック接着
  2.1.3 ダイレクトグレージング
  2.1.4 ウエルドボンディング
 2.2 自動車構造接着剤の要求特性
 2.3 構造接着剤の種類
  2.3.1 エポキシ樹脂以外(SGA,ウレタン、変性シリコン)
  2.3.2 高伸び高強度エポキシ接着剤の開発
  2.3.2.1 エポキシ変性技術の基礎
  2.3.2.2 熱可塑エポキシ樹脂の開発
  2.3.2.3 熱可塑エポキシによる超音波接合の検討
  2.3.2.4 熱可塑エポキシ樹脂によるインサート成形の検討
  2.3.2.5 高伸び高強度エポキシ接着剤の特性
  2.3.2.6 高伸び高強度エポキシ接着剤の制振接着剤への適用の可能性

3.カーエレクトロニクス用接着剤の最新情報(エポキシ樹脂)
 3.1 カーエレクトロニクス用接着剤の適用例と要求特性
  3.1.1 電装部品用接着剤
  3.1.2 コイル注型用樹脂
  3.1.3 モジュール封止剤
  3.1.4 モーターマグネット接着
  3.1.5 ヒートシンク接着用接着剤
 3.2 電子部品用接着剤の適用例と要求特性
  3.2.1 ワイヤーボンディングパッケージ
   3.2.1.1 チップ封止材料
   3.2.1.2 ダイボンディング剤
  3.2.2 フリップチップパッケージ
   3.2.2.1 アンダーフィル剤
   3.2.2.2 NCF/NCP(ノンコンダクティブフィルム/ペースト)
   3.2.2.3 ACF/ACP(アニソトロピックコンダクティブフィルム/ペースト)

4.自動車用接着剤の使い方
 4.1 接着の理論
 4.2 接着剤の選択のポイント
 4.3 接着の作業手順
  4.3.1 保管、塗布、硬化はそれで大丈夫?
  4.3.2 被着体の表面状態、形状は最適か?
   4.3.2.1 表面処理法と評価法
   4.3.2.2 応力シミュレーションによる確認
 4.4 界面解析手法の最新動向
  4.4.1 元素分析
  4.4.2 結晶構造分析
  4.4.3 和周波分光法
  4.4.4 応力発光
  4.4.5 レーザー誘起ブレークダウン

  □質疑応答□

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

自動車技術   高分子・樹脂材料

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