ゴムの更なる高付加価値化に必要な科学と視点


 皆さんの会社に適したゴム技術力を増強させる具体的手段を見つけていただきます


セミナー講師


 材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士(化学部門) 渡辺 聡志 氏  

 天然ゴムからエピクロロヒドリン、シリコーン、ラテックスに至る全てのエラストマーに
関して実践的な配合設計経験と製造経験を有する、日本でも稀有な技術者である。
 ゴム技術に関する著書や論文、講演の数も群を抜いている。現在、ゴムの配合設計と
製造技術に精通した技術コンサルタントとして活躍中であり、指導した企業は既に50 社を
超えている。
 配合技術に関する日米の特許も多数有している。

受講料


49,500円 ( S&T会員受講料 47,020円 、昼食・資料付)
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に
「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)


【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


セミナー趣旨


 日本のゴム産業に“負のDNA”を探すと「経験則至上主義」と「科学的思考からの離反」が
挙げられます。
 黎明期に明治政府の育成対象から外れたゴム工業は、金銭目的の配合師の暗躍などで、
客観的な技術論の交流が失われたままの土壌が形成され、それは現在まで尾を引いています。
 本講座では「ゴム技術の総体を科学的思考と共に向上させる」ことを目的にプログラムを
組みました。特に、配合設計と混練加工が抱える共通項的な問題点とその解決策を具体的に提示します。また、ひとつの会社に属していては接すること難しい、しかし応用性の高い技術を詳説します。
 これらの情報を包括的に学ぶことで、皆さんの会社に適したゴム技術力を増強させる
具体的手段を見つけていただくことを講義の主眼に置いています。

セミナー講演内容



1.ゴム技術者のための 配合技術の論点
 1.1 量子論的配合論 : 最新科学研究を通して配合設計という職能を見直す
 1.2 フィラー : 意外に狭い選択範囲の自覚と広い選択のための充填材論
 1.3 カーボンブラック : ここまで理解していれば合格点と言える技術水準
 1.4 配合設計の共通項的弱点 : ポリマーブレンド技術と顔料配合の稚拙
 1.5 意味のないチャレンジ : CNT や CNF を評価する付和雷同的社風
 
2.どこを直したら良いのか分からない 混練加工技術の正体
 2.1 突き詰めると奥が深い コンパウンド養生技術の巧拙
 2.2 知らない会社は苦労を重ねる 油脂添加剤のコンパウンド制御論
 2.3 工場立地環境の技術論 環境水分の影響と阻止技術
 2.4 何でも配合設計で解決しようとする悪癖 製造装置基因問題の峻別
 
3.学ぶ機会に恵まれない 会得すべき周辺技術
 3.1 フッ素ゴムとシリコーンゴムを使いこなす基本
 3.2 配合設計高難度製品の紹介と求められるゴム技術
 3.3 ゴム系接着剤設計の基礎と硬化のための架橋技術
 3.4 物性測定装置の限界と物理学との乖離
 
4.ゴム技術力伸長の方法論
 4.1 ゴム系協会誌論文が役に立たない理由
 4.2 コンサルタント経験からの「配合技術者 社内育成術」

 □質疑応答・名刺交換□


※講義終了後の個別質問・相談では、無制限にご対応いたします。



※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】連合会館

【地下鉄】小川町駅・淡路町駅・新御茶ノ水駅 【JR】御茶ノ水駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料

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