宇宙産業の現状と宇宙ビジネス指針〜宇宙ビジネスを取り巻く環境と衛星データプラットフォームの活用に向けて〜

 宇宙ビジネスの包括的理解!
 今後は、衛星観測データの利活用が鍵!?
 業種・業界や職種は不問です
 奮ってご参加下さい!


講師


(株)minsora 代表取締役CEO 宇宙ビジネスナビゲーター  高山 久信 先生


講師紹介
 三菱電機株式会社、三菱プレシジョン株式会社の宇宙事業分野において、約40年にわたり、
各種新規プロジェクトの企画・提案・交渉、事業戦略並びに企画活動に従事。
 関わったプロジェクト総額は、8000億円超。宇宙関連機関、大学、団体や宇宙企業並びに
非宇宙企業等との幅広いネットワークを保有。
 前職の一般財団法人宇宙システム研究開発機構では、戦略企画室長として、
宇宙ビジネス創出をワンストップでサポートする“宇宙ビジネスコート”を創設。内閣府・経済産業省の
宇宙利用促進活動を支援するとともに、宇宙ビジネスコーディネーターとして、
各地域での新事業創出活動に従事。
 2019年4月、”株式会社minsora”を起業し、日本初の宇宙プロモーション・ブランディング
カンパニーとして活動を展開中。現日本ロケット協会理事、一般社団法人日本NLP能力開発協会
トレーナーアソシエイト。


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)  
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円      
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■講師より/本セミナーのポイント
 最近宇宙ビジネスの話題がメディアに登場することが多くなっています。
特に衛星観測データは、民間による小型衛星群などによって、その質・量が向上し、
ビッグデータとして、AI、ICT技術により、新たなサービスへの利用が拡大しつつあります。
 2019年2月21日には、日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の
運用が始まり、オープン・フリーな衛星データを扱える環境が整い始めています。
 またこれらを支える宇宙システムへの民間企業の参入と共に宇宙利用産業の市場は、
今後世界での急速な市場拡大が見込まれており、我が国でも、その実現に向けて様々な
施策が展開されています。
 本セミナーでは、宇宙産業の整理から宇宙ビジネスにおいて何が起こっているのかを概観し、
宇宙ビジネスに関わるプレイヤー達の動き、政府の施策、国内外の衛星データプラットや
ビジネス事例などを解説します。
 今まで宇宙分野に携わってこなかった方、まだ調査中という方にこそ参加して頂きたいと
考えています。

■受講対象者は?
・宇宙産業分野、宇宙ビジネスへの参入、着手を検討している方
・衛星データプラットフォームに興味・関心をお持ちの方
・宇宙をキーワードに自社の製品に付加価値をつけたいと考えている方
・宇宙分野・宇宙ビジネスを新規事業、新規研究テーマとしてとらえたいが、情報が不足している方
・宇宙ビジネスを手掛けはじめて間もない方
・特に非宇宙業界の方
※製造業、化学、医療から、IT、金融・保険・不動産、エンターテインメント業界まで、
 業種・業界や職種は不問です。奮ってご参加下さい。

■受講することで得られる知識/ノウハウは?
・宇宙産業全体の整理と把握、受講者の方々が活躍できる領域の理解
・これまでの宇宙ビジネスのプレイヤーやビジネスの事例・実情
・今後考えられる宇宙ビジネスの指針や参入ポイント
・今後拡大が見込まれるビッグデータとしての衛星観測データの利活用の展望・可能性などの気づき

▽同講師セミナーの前回受講者の声(アンケートより)
「自分には知識も足りず、理解が難しい内容だと思っていたが、実際は非常に
 わかりやすく説明していただき、知識収集に役立った」(情報収集)
「国の政策とも連動はしているが、民間の視点で話をしていただいている点が
 非常に勉強になりました」(新規事業開発)
「非常に参考になりました」(大学教員)
「将来に役立つ情報が多くてよかったです」(宇宙研究)


セミナー内容


1 宇宙開発利用と宇宙産業の整理
 1.1 宇宙ビジネスの変遷 3つの時代
  1.1.1 宇宙研究開発(技術導入、国産化)
  1.1.2 宇宙開発利用(国際化、商業化)
  1.1.3 宇宙利用(非宇宙企業参入、宇宙ビジネス化)
 1.2 宇宙利用の3つのシステム(成果を得るために不可欠な3つのシステム)
  1.2.1 宇宙輸送システム
     ・ロケット
     ・気球
     ・有翼往還機
  1.2.2 宇宙システム
     ・軌道上システム
     ・軌道間システム
  1.2.3 地上システム
     ・追跡管制
     ・解析、処理
       ・実験データ、研究データ
       ・通信・放送伝送路
       ・気象・地球観測データ
       ・衛星測位データ
       ・位置情報
       ・領土・領海監視

 1.3 「研究科学」と「商業利用」で観る宇宙産業
  1.3.1 研究科学領域
     ・研究開発
     ・宇宙科学
     ・惑星探査
     ・宇宙ステーション
     ・深宇宙探査など
  1.3.2 商業利用領域
     ・ロケット/往還機等の開発製造
     ・宇宙輸送サービス
     ・各種人工衛星、宇宙ステーション利用

2 宇宙ビジネスに何が起こっているのか
 2.1 パラダイムシフト
  2.1.1 宇宙政策の方向転換(宇宙基本法2008年制定)
  2.1.2 大幅な技術革新とコストダウン
  2.1.3 IT業界の巨人たちが宇宙ビジネスに参入
  2.1.4 衛星から得られるデータの「質」と「量」が大幅に向上
  2.1.5 AI等の解析技術の進展
 2.2 衛星に搭載されるセンサーとそれらからわかること
  2.2.1 衛星センサーの種類
     ・光学センサー(可視光、赤外線で観る)
     ・電波センサー(電波で観る)
  2.2.2 衛星画像データから得られる情報
     ・画像(高解像度画像から経済指標等を得る)
     ・温度(地表面や海面等の温度分布が分かる)
     ・反射率(樹種や地表の状態、どんな土壌等が分かる)
     ・標高(高さ方向が分かる、3次元化データを得る)
     ・地表の動き(地盤沈下や地震の「予測」の可能性)
 2.3 衛星データ利用サービスへの期待の高まり
      ・環境整備、体制整備、情報提供

休憩後
 ビデオ紹介:衛星データ利用の現状と方向性
 (衛星データ利用促進懇談会制作)(5分30秒)


3 宇宙産業施策・衛星データプラットフォーム
 3.1 第4次産業革命と第五期科学技術基本計画(Society 5.0)
 3.2 宇宙産業ビジョン2030 〜第4次産業革命下の宇宙利用創造〜
 3.3 政府・関連機関の主な宇宙関連支援策
  3.3.1 スペース・ニュースエコノミー創造ネットワーク(S-NET)
  3.3.2 宇宙ビジネスコンテスト(S−BOOSTER)
  3.3.3 内閣府等実証プロジェクト
 3.4 衛星データプラットフォームについての国内外の現状

4 衛星データ利用ビジネスの事例
 【経営・事業】世界の石油備蓄量データを投資に活用
 【経営・事業】駐車場の混雑情報を小売業績予測に活用 
 【農業】お米の食味向上
 【農業】生育マップや施肥マップの提供
 【水産】漁業向け気象情報の提供/プランクトン分布情報の提供
 【水産】赤潮発生のモニタリング予測
 【地図・自動運転】全世界デジタル3D地図
 【保険】東南アジアの農業被害軽減“天候インデックス保険”
 【林業】森林資源情報取得、持続的経営、需給のマッチング
 【都市計画・インフラ】建物の老朽化・改修情報提供

5 まとめ

<質疑応答・名刺交換・個別相談>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

事業戦略   機械技術一般   情報マネジメント一般

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