初心者向けセミナーです ミリ波の徹底理解〜Beyond5Gに向けたミリ波技術の基礎から最新動向まで〜<Zoomによるオンラインセミナー>

今知っておくべき、ミリ波と5Gの基礎と今後の展開!
ローカル5G、6G、7G、宇宙、テラヘルツ無線に向けて

セミナー趣旨

現在、第5世代移動体通信(5G携帯)への需要が急速に高まっています。スマートフォンやノートパソコンへの標準搭載や、ローカル5Gのような新たな用途への展開も期待されています。一方で、ミリ波無線通信では大幅な無線伝送速度の向上が期待できる反面、その周波数の高さからの実装上の扱いづらさにも留意が必要です。本セミナーでは、これらの技術動向を踏まえ、ミリ波無線機の基礎から最新技術動向、市場動向など、その最前線を徹底解説いたします。

受講対象・レベル

  • ミリ波無線機関連分野(材料、実装、等)の担当者、マーケティング担当者等

習得できる知識

  • ミリ波無線機の概要、従来の無線機との違い
  • ミリ波無線機開発動向
  • 無線通信の基本的知識
  • 無線通信速度の動向
  • 5G
  • ローカル5G
  • WiGig(IEEE802.11ad/ay)

セミナープログラム

  1. ミリ波の特徴
    1. 電波・光の性質
    2. マイクロ波・ミリ波・テラヘルツ波
    3. ミリ波の産業利用に関する歴史的背景
  2. ミリ波のアプリケーション
    1. 無線通信
    2. ミリ波レーダー
    3. ミリ波イメージング
  3. ミリ波による無線通信
    1. セルラ―・Wi-Fiの規格の歴史
    2. 通信容量に対する将来的要求
    3. 国内外の電波割り当て状況と通信速度
    4. 周波数帯域と通信速度の関係
  4. ミリ波の伝搬特性
    1. フリスの伝達公式、通信距離と送受信電力
    2. アンテナ利得と通信距離
    3. アンテナ利得とビーム幅
    4. フェーズドアレイアンテナの基礎
    5. フェーズドアレイアンテナによる通信距離の延伸
    6. アレイ素子数と通信距離の関係
  5. 5Gの基礎と動向
    1. 5Gの目標
    2. 5G規格の成立とこれまでの経緯
    3. 各国の電波割り当て状況
    4. 割り当て帯域幅と通信速度
    5. 回線設計
    6. 通信距離と通信速度
  6. ミリ波無線通信の歴史
    1. 60GHz帯Wi-Fi
    2. 従来Wi-Fiとの比較
  7. CMOSによるミリ波無線機設計
    1. トランジスタの種別とミリ波での利用可能性
    2. 製造コストと量産性
    3. 電力効率の比較
    4. 課題
  8. フェーズドアレイ無線機の構成
    1. sub-6GHz帯での無線機構成
    2. ミリ波フェーズドアレイ無線機構成
    3. 基地局向け28GHzフェーズドアレイ無線機の概要
    4. スマホ向け28GHzフェーズドアレイ無線機の概要
  9. 国際会議に見るミリ波無線機の動向
    1. 60GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(SiBeam社)
    2. 60GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(Broadcom社)
    3. 28GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(Qualcomm社)
    4. 28GHz帯SiGeフェーズドアレイ無線機(IBM社)
    5. 60GHz帯CMOS無線機(東工大)
    6. 28GHz帯CMOSフェーズドアレイ無線機(東工大)
    7. 28GHz帯CMOS双方向型フェーズドアレイ無線機(東工大)
    8. 28GHz帯CMOS偏波MIMO対応フェーズドアレイ無線機(東工大)
    9. 300GHz帯CMOSテラヘルツ無線機(東工大)
  10. 将来動向
    1. 通信速度の向上予測
    2. 6G, 7G
    3. 宇宙
    4. テラヘルツ無線
    5. GaNの利用

セミナー講師

東京工業大学 工学院 電気電子系 教授 情報学博士 岡田 健一 先生

【略歴】
平成15年4月(2003) 東京工業大学 精密工学研究所 助手(益研究室)
平成17年10月(2005) 東京工業大学 統合研究院 助手(精密工学研究所 兼務)
平成19年4月(2007) 東京工業大学 大学院理工学研究科 電子物理工学専攻 准教授
平成28年4月(2016) 東京工業大学 工学院 電気電子系 准教授
平成31年4月(2019) 東京工業大学 工学院 電気電子系 教授
■受賞・表彰研究等
日本学術振興会賞(平成26年2月10日)
末松安晴賞(平成27年6月4日)
文部科学大臣表彰 科学技術賞(平成29年4月19日)
電子情報学会 業績賞(平成31年6月6日)
ドコモ・モバイル・サイエンス賞 (令和元年10月18日)
【専門】
無線、集積回路

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

通信工学

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47,300円(税込)/人

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通信工学

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