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開発・設計に起因する機械製品のクレーム削減に
効果的、かつ効率的な加速検証メソッド!
講師
伊豫部技術士事務所 所長 伊豫部 将三 氏
技術士(機械部門)
設計力向上委員会代表
【講師紹介】
富士重工業(株)生産技術部門へ17年間勤務後,1974年(昭和49年)伊豫部技術士事務所を開設,工場生産合理化・IE改善業務,技術開発・製品設計部門・生産技術部門改善等のコンサルタントとして海外企業の指導経験も豊富。現在まで機械・電機製品メーカをはじめ150社以上の技術部門で技術系社員教育や設計業務改善支援に従事し,現在も現役として活躍中。
主な著書に「組立・ハンドリング自動化実例図集」,「品質機能展開(QFD)表事例集」(新技術開発センター刊),「設計の経験則101」,「設計者の心得と実務101」,「設計のマネジメント101」,「設計の基本仕様51」,「設計の故障解析51」,「設計の凡ミス退治101」,「設計のムダ退治101」など多数。これら著書をテキストとする社員教育とセミナー参加者は3万人を超える。
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
機械系製品不具合原因の約80%近くは,① 振動・衝撃劣化,② 疲労劣化,③ 腐食劣化,④ 摩擦・摩耗劣化,⑤ 低周波揺動・ねじれ劣化,⑥ 熱衝撃劣化 等に因るもので,電気計装・制御系製品の不具合では,① 落雷・高圧サージ劣化,② 水滴付着劣化,③ 静電気放電劣化,④ 電磁ノイズ劣化,⑤ 過負荷発熱劣化,⑥ 装着部品ワイヤ振動劣化断線,⑦ 膨張収縮劣化半田剥離 等が90%近くを占めています。
開発や設計の不具合に因るクレームを減らすには,製品出荷前の開発・設計,製造段階の時点で加速検証等により故障の兆候と寿命,および経過年数毎の信頼度を把握し,客先やエンドユーザで不具合が起こる前に問題個所や部品を適切に交換対応する必要があります。不具合検証を10倍・100倍と加速できれば,同じ時間でより先の未来に起こり得る不具合まで把握でき,結果より多くのクレームを削減できることになります。
本セミナーでは,講師が長年のコンサルタント経験の中で実施してきた,検証期間を短縮してクレームを削減する,具体的な加速検証実施方法のご紹介に重点を置いて,必要な「基本仕様での寿命および信頼度目標値設定法」「故障予測の実施法」「加速検証条件の設定法」「不具合加速検証実施の展開法」等の具体的な進め方の例を,簡単な演習を交えてわかり易く解説,指導致します。また今回セミナーではテキストに「不具合加速検証実施法展開」に繋げる上で必要な51製品の「基本仕様事例(CD-ROM付)」および「故障解析事例(CD-ROM付)」を配布致します。
この機会に開発,設計不具合等によるクレーム削減のための検証期間短縮の取り組みにお悩みの管理者・リーダーと実務担当者のご参加を是非お勧め致します。
【セミナーのポイント】
1. 開発・設計所要期間短縮とコスト削減に必要な従来開発・設計見直しのポイント
2. 検証期間を「10分の1」以下に大幅短縮する不具合加速検証取り組みのポイント
3. 不具合加速検証取り組みに必要な「製品基本仕様」作成のポイント
4. 不具合加速検証取り組みに必要な「製品故障解析」作成のポイント
5. 不具合加速検証取り組みに必要な「故障予測および検証条件設定」作成のポイント
6. 不具合加速検証取り組みに必要な「不具合加速検証実施法展開」作成のポイント
7. 簡単な課題による「製品基本仕様」作成演習による修得
8. 簡単な課題による「製品故障解析」作成演習による修得
9. 簡単な「故障予測および検証条件」設定演習による修得
10 .簡単な「不具合加速検証実施法展開」設定演習による修得
セミナープログラム
- 1・開発・設計所要期間短縮とコスト削減に必要な従来開発・設計見直し法
- (1)従来開発,設計法見直しによる所要期間大幅短縮とコスト削減への取り組み法
- (2)短納期と低価格要求に応えながら開発,設計不具合に起因するクレーム削減の実現法
- (3)所要期間を大幅短縮しながらクレーム削減に必要な不具合加速検証の具体的実施方法
2・検証期間を「10分の1」以下に大幅短縮する不具合加速検証取り組み法- (1)機械製品不具合加速検証実施法の原理と,期間大幅短縮化とは
- (2)温度で劣化を加速する検証短縮法には
- (3)負荷で劣化を加速する検証短縮法には
3・不具合加速検証取り組みに必要な「製品基本仕様」作成法- (1)不具合加速検証取り組みに必要な「製品基本仕様」作成の要件とは
- (2)要求機能,性能,特性,設計条件(目標寿命および信頼度値)で設定すべき内容とは
- (3)簡単な課題による「製品基本仕様」作成演習および講師講評
4・不具合加速検証取り組みに必要な「製品故障解析」作成法- (1)不具合加速検証取り組みに必要な「製品故障解析」作成の要件とは
- (2)予測される故障現象,機能上の影響,損害の大きさ,放置時の影響,想定される原因,他
- (3)簡単な課題による「製品故障解析」作成演習および講師講評
5・不具合加速検証取り組みに必要な「故障予測および検証条件設定」作成法- (1)不具合加速検証取り組みに必要な「故障予測および検証条件設定」の要件とは
- (2)必要な「検証必要項目(振動・衝撃,他)」と「目標寿命および信頼度値」と
「検証条件(加速係数,他)」のアイテムと設定すべき数値,等は - (3)簡単な「故障予測および検証条件」設定演習および講師講評
6・不具合加速検証取り組みに必要な「不具合加速検証実施法展開」作成法- (1)不具合加速検証取り組みに必要な「不具合加速検証実施法展開」の要件とは
- (2)データ採取が必要なサンプル数,他の数値類設定法,等は
- (3)簡単な「不具合加速検証実施法展開」設定と作成演習および講師講評
◎ 質疑応答およびコンサルテーション
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