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~TADF(熱活性化遅延蛍光)材料による高効率・低コスト・高耐久化~
従来の有機EL材料の課題(発光効率・コスト・耐久性)を克服し、世界的に注目されているTADF(熱活性化遅延蛍光)材料。
有機EL技術を牽引する、この第3世代有機EL材料の開発者・安達千波矢教授が登壇します!
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
講師
九州大学 工学研究院 応用化学部門 主幹教授/九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター センター長
安達 千波矢 氏 【専門】
有機光エレクトロニクス、有機半導体デバイス物性、有機光物理化学
趣旨
従来、エレクトロニクスはシリコン半導体を基礎とした無機半導体によって、その機能発現が支えられてきました。その一方で、新しい可能性を目指して、無限の分子設計が可能な有機パイ電子系化合物を用いたエレクトロニクスに大きな注目が集まっています。特に有機発光ダイオード(OLED)は、その優れた発光特性から次世代の情報表示端末、大型TVや照明用途として大きな期待が寄せられています。
本講演では、九州大学で開発された熱活性化遅延蛍光(TADF)による新しい発光機構を用いた第3世代OLEDの現状と今後の展開についてお話し致します。TADFは有機化学、計算科学、物性物理の連携により研究開発が大きく進展し、現在では、量子化学計算を用いた精密な分子設計によって100%の電気−光変換が可能となりました。
プログラム
1.イントロダクション
1.1 OLEDの材料の発展
1.2 TADFの黎明期
2.TADF材料の開発
2.1 分子設計
2.2 高効率デバイス
2.3 青色TADFデバイス
2.4 高耐久化
3.TAF機構
3.1 TAF機構の原理
3.2 多色化と白色デバイス
4.まとめ
4.1 今後の展開
□質疑応答・名刺交換□
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