以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
【受講対象】
経理、経営企画、監査、事業部門、広報・IR部門等に所属され、経営分析の基本を学びたい方
【講師】
石王丸公認会計士事務所 公認会計士 石王丸 周夫氏
【受講料】
会員:30,240円(本体 28,000円)/一般:32,400円(本体 30,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
【プログラム】
開催にあたって
手順のとおりに進めていけば、比較的容易に会社の経営をつかむことができます。多くの経営指標の中からどれを選んで分析するか、そして、どのような手順で分析するか、これが経営分析のコツです。
本セミナーでは基本的な経営指標(ROAと売上高利益率の2つ)を使い、「経営指標の選択」と「分析の手順」を中心に解説いたします。
会社を取り巻く経済環境の変化(景気循環)を踏まえて、個々の会社のROA水準を判断していく手法を紹介する他売上高利益率については、売上高の増減と対比することで利益構造がわかる方法についても解説いたします。
さらに、収益認識会計基準が経営分析に及ぼす影響や決算短信に載っている基本的な経営指標についても解説いたします。尚、経営分析のケーススタディでは、2018年度のデータによる最近の事例を使用します。
1.STEP1:ROAで会社の全体像を把握する
(1) 全体像把握のポイント
(2) 収益性分析はROAを使う
(3) 単年度の数字だけで判断しない
(4) 同業他社比較では限界がある
(5) 東証上場会社の平均値と比較する
(6) 東証上場会社の平均値と比較する
(7) ROA平均値は景気循環と対応している(1998年3月期~2019年3月期)
(8) ROAの東証上場会社平均値の入手法(2019年7月現在)
(9) 景気変動との対応や企業固有の原因を探る
(10) 景気変動との対応や企業固有の原因を探る
2.STEP2:ROAを利益率と回転率に分解して変動要因を探る
(1) 特異な動きに注目する
(2) ROAを売上高利益率と資本回転率に分解する
(3) 売上高利益率にはいくつか種類がある
(4) グラフで見る日本企業の売上高営業利益率の特徴
(5) グラフで見る日本企業の総資本回転率の特徴
(6) ROAの変動要因はいずれの指標か
3.STEP3:数字の背景にあるストーリーを探り出す
(1) 売上高利益率の変動要因はこの2つだけ
(2) 利益率と売上高の関係をマトリクスで整理
(3) 利益率と売上高を2軸でグラフ表示
(4) セグメント情報で売上増のセグメントを特定する
(5) 各種開示資料から欲しい情報を取る
(6) 利益率と売上高を2軸でグラフ表示
(7) 利益率と売上高を2軸でグラフ表示
(8) 利益率と売上高を2軸でグラフ表示
4.収益認識会計基準の適用で利益率は高くなる
5.知っておきたい他の経営指標(ROE、自己資本比率等)
6.ROEについて知っておきたい応用知識(ROEを引き上げるには?他)
7.Excelによるグラフ作成の初歩
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