FMEAと関連技法(DRBFM・ヒヤリハット分析)

概要 


“FMEA”は難しそうな名称ですが、実は極めてやさしい。
わかっていない講師の説明がわかりにくいだけの話です。
(1)誤ったトップダウン“FMEA”では、まず機能を記載し、次に故障を導く。
 「この故障はなぜ起きるか?」と思いつく不具合を列挙し、これが故障モードだと主張する。
しかし、これだと最初の故障の想定に漏れが生じ、さらに思いつく不具合も漏れが生じ、
“FMEA”は形だけの形骸化を避けられない。
(2)ボトムアップ“FMEA”では、先に故障を想定しない(正しい)。
 部品ごとに故障モード(構造破壊)を列挙して「これが起きたらどんな影響が起きるか?」と
ボトムアップに追究する。従って、全ての故障を漏れなく予測することができる。
(3)「故障」とは機能障害であり、「故障モードとは」構造の破壊です(JIS定義)。
 誤った“FMEA”ではこの区別がなく、故障も破壊も原因も不良も、不具合は全て故障モードだと
考えて失敗する。
(4)「分かりやすい、やりやすい」ことで圧倒的な人気を得ている、TS16949 認証に
最適な絶対評価4点法を身につけよう。
(5)設計変更の際に、データに基づいて設計審査と“FMEA”を迅速・正確に行うDRBFMを進めよう。

【講師】


 鵜沼 崇郎(うぬまたかろう)氏  客観説TQM研究所 代表


受講料


・お1人受講の場合 47,000円[税別]/1名
・1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
・受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

【プログラム】


 1 ご案内
    
1.1 固有技術と管理技術
  1.2 FMEA理論の系統
  1.3 信頼性技法の役目
  1.4 システムの構成
  1.5 故障モードの定義(JIS)
  1.6 潜在的故障モードの誤り
  1.7 FMEAは重点管理に非ず

 2 製品設計FMEA 
    
2.1 FMEAの手順
  2.2 例題1の対象
  2.3 ボトムアップ・トップダウン
  2.4 真壁肇先生の事例
  2.5 故障モードの列挙
  2.6 機能ブロック図は不要
  2.7 評価
  2.8 演習問題
  2.9 ダメなFMEAの事例

 3 FMEA概論
  3.1 相対法の欠陥
  3.2 対策が複数の場合
  3.3 部品業者の場合

 4 特性要因図(工程設計の準備)
  4.1 JISの定義
  4.2 品質管理の意味
  4.3 管理用特性要因図
  4.4 魚骨図と表形式

 5 工程FMEA
  5.1 手順
  5.2 工程の故障モード
  5.3 例題
  5.4 QA表とQC工程表
  5.5 QC工程表(左半分)
  5.6 QC工程表(右半分)
  5.7 QC工程表とFMEAの合体

 6 DRBFM(故障モードに基づく設計審査)
  6.1 より迅速・正確な設計審査
  6.2 機能・商品性の低下
  6.3 その他の心配点
  6.4 FMEAの実施

 7 ンシデント影響分析 
    …時間が余ったときに、解説します。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

50,760円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

FMEA

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FMEA

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