【工場見学付】フィルム技術での塗装代替技術の最新動向

工場見学をしながら塗装代替加飾フィルムを理解できる！

革新的な3次元表面加飾工法である、
TOM・Neo-TOMの開発から実用化まで解説！

※ 当日G20が開催され交通規制が行われますので、電車で会場までお越しください。

講師

第1部　MSイノベーション企画　代表

第2部　(株)AndTech　技術顧問　桐原 修 氏
　兼務 (株)ケミカル　技術顧問
　元 住化バイエルウレタン(株)　イノベーションセンター長

第3部　布施真空(株) 営業部　部長　上池 義広 氏

受講料

【1名の場合】48,600円(税込、テキスト費用を含む)
【2名の場合】64,800円(税込、テキスト費用を含む)
【3名以上の場合は一名につき、16,200円加算】(税込、テキスト費用を含む)

プログラム

第1部　塗装代替加飾フィルムの開発の歴史
【12:50-13:40】
講師: MSイノベーション企画　代表

【講演趣旨】
　塗装代替え加飾フイルムの原点は1939年米国３M社が開発した反射シ—トが道路標識に使われたのが最初で更に1945年米国の戦闘機のマーキングに塗装代替え加飾フイルムとして貼る塗料と言われた。

【プログラム】
1.世界初の塗装代替えフイルムとその後
　1-1　道路標識
　1-2　飛行機
　1-3　看板

2.内装
　2-1　内装塩ビフイルム
　2-2　IMD
　2-3　IML(VML)
　2-4　転写マ―ク
　2-5　水転写
　2-6　TOM成型

3.外装
　3-1　看板用フイルム
　3-2　ペイントフイルム
　3-3　ブラツクアウトフイルム
　3-4　ツ―トンフイルム

4.窓用フイルム
　4-1　飛散防止フイルム
　4-2　遮熱フイルム
　4-3　内装フイルム

【質疑応答　名刺交換】

第2部　自動車用内外装部材への高意匠性付与の技術動向と塗装代替えフィルムの開発
【13:45-14:35】
講師: (株)AndTech　技術顧問　桐原 修 氏

【講演趣旨】
　自動車内外装部材の現状と今後の方向性・開発動向を説明する。

【プログラム】
1.自動車内外装部材の歴史と現状の採用例

2.加飾・塗装の歴史と現状

3.ポリウレタン原料のアプローチ ～自動車用PUコーティング～
　3-1　外装(パノラマルーフ)
　3-2　内装(ソフトフィール自己修復塗料の採用例とメリット:低VOC等)
　3-3　塗装・接着・加飾フィルム

4.ポリカーボネートなど透明樹脂の適用
　4-1　外装・グレージング
　4-2　内装
　4-3　ポリカーボネートフィルムとシート(グレージング用等)
　4-4　塗装代替フィルムの現状と可能性
　　(自動車外板への採用動向:メータパネル、Bピラー等)

5.フィルム貼り合わせ技術
　5-1　フィルムインサート成形
　5-2　フィルムの種類と構成
　5-3　保護コート
　5-4　印刷インク
　5-5　接着層・接着剤
　5-6　FIM の特徴と用途

6.プラスチックグレージングの今後とフィルム加飾

【質疑応答　名刺交換】

第3部　塗装代替技術と加飾フィルム技術への要求・要望
【14:40-15:30】
講師: 布施真空(株)　上池 義広 氏

【ホームページＵＲＬ】
http://www.fvf.co.jp

【講演主旨】
　3次元フィルム加飾(Dry工法)が注目されるのは環境対応が容易であるのみでなく、従来の工法ではできなかった見え方や、機能性を附加出来ることにある。革新的な3次元表面加飾工法である、TOM・Neo-TOMの開発から実用化迄に至る解説をする。

【キーワード】
　1.TOM
　2.3次元加飾
　3.防水

【プログラム】
1.ＴＯＭ工法（基本概念・基本構造・プロセス）
　1-1　原理とプロセス
　1-2　ＴＯＭ工法の特徴
　1-3　実用例

2.ＴＯＭ工法に使用される表皮材（フィルム）
　2-1 フィルム構成
　2-2　被覆形態　

3.加飾における位置付け

4.Ｎｅｏ-ＴＯＭ工法（機能を付加する塗装代替）
　4-1　装置
　4-2　プロセスⅠ（車体ルーフの場合）
　4-3　プロセスⅡ（ドア・ボンネット等の場合）
　4-4　加飾イメージ写真
　4-5　機能を付加する加飾
　4-6　さらなる進化形「Ｎｅｏ-ＴＯＭⅡ」

5.それぞれの Core Technology の付与範囲図

【質疑応答　名刺交換】

第4部　工場見学
【15:35-17:10】

【質疑応答　名刺交換】
　※ 見学終了後に20分程度質疑応答時間がございます。

　※ 都合等により、スケジュールに多少の変動がある場合がございます。