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可逆性の架橋や可動性の架橋を駆使した高分子材料設計
★ 刺激応答性、自己修復機能、力学特性の向上、分子接着性など、高分子材料の更なる機能化を果たすためには?
★ 各機能を有する材料の設計と応用、研究の最新動向に関して解説します。
セミナー講師
大阪大学 高等共創研究院/大学院 理学研究科 高分子科学専攻
博士(理学) 教授 高島 義徳 氏
【専門】高分子科学・超分子科学
【略歴】
2008年04月 日本化学会 優秀講演賞(学術)
2009年05月 高分子学会 高分子研究奨励賞
2010年09月 日本化学会主催 第4回バイオ関連化学シンポジウム講演賞
2011年09月 平成23年度シクロデキストリン学会奨励賞
2012年07月 第58回高分子研究発表会ヤングサイエンティスト講演賞
2014年04月 文部科学大臣表彰若手科学者賞
2016年06月 HGCS Japan Award of Excellence 2016
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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【1名分無料適用条件】
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※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
得られる知識
高分子科学・高分子材料設計・超分子科学、これらの研究の最近の動向
対象
特に制限はございませんが、高分子材料にかかわる研究者・技術者向けと考えております。予備的知識は必要ないと考えております。予備的と考えているところまで含めて、講演で紹介させていただきます。
セミナー趣旨
近年、高分子材料には、高強度・高靭性や高耐久性などの更なる機能化が求められている。これらの機能化にあたっては、従来には無い分子設計と材料設計によるアプローチが解決の一つと考えられる。高分子材料の分子設計として、永久架橋として振る舞う化学架橋だけでなく、物理的な架橋である可逆的な架橋や、架橋点が動く可動性の架橋が機能創製における力学特性の向上、分子接着性、刺激応答性といったこれまでに無い機能を付与に貢献することができる。
本講演では、最近の可逆性の架橋や可動性の架橋を駆使した高分子材料設計について紹介し、上記の機能に加えて、自己修復機能の例について紹介する。
セミナー講演内容
1.高分子ネットワークの架橋設計
1.1 化学架橋ゲル
1.2 可逆性架橋ゲル(物理架橋ゲル)
1.3 可動性架橋ゲル
2.自己修復機能を実現するための材料設計
2.1 マイクロカプセルを用いた自己修復性材料
2.2 光刺激を用いた自己修復性材料
2.3 Deals-Alder反応を用いた自己修復性材料
3.可逆性結合を用いた自己修復性高分子材料の世界的動向
3.1 水素結合を用いた自己修復性材料
3.2 金属配位を用いた自己修復性材料
3.3 ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復性材料
4.自己修復性高分子材料の分子設計
4.1 動的共有結合を用いた自己修復材料
4.2 イオン性ゲルを用いた自己修復材料
4.3 RAFT重合を利用した自己修復性高分子ゲル
5.超分子を用いた自己修復性材料の分子設計
5.1 ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復材料の材料設計
5.2 ホストポリマーとゲストポリマーを用いた自己修復材料
5.3 ホスト-ゲストポリマーによる自己修復性機能
6.高強度高分子材料の分子設計
6.1 犠牲結合が拓く力学特性
6.2 架橋点が自由に動く材料の力学特性
6.3 均一網目構造を有する材料が生み出す力学特性
7.可逆性結合材料を用いた異種材料間接着
7.1 水素結合形成を利用した異種材料間接着
7.2 ホスト-ゲスト相互作用を利用した異種材料間接着
7.3 ジオール-ボロン酸相互作用を利用した異種材料間接着
8.刺激応答性高分子材料 ~運動・アクチュエータ~
8.1 光刺激応答性材料
8.2 酸化還元応答性材料
8.3 可動性架橋を利用した刺激応答性材料
□ 質疑応答・名刺交換 □
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
48,600円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料
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