ポリマーアロイの基礎と実用的な設計方法【大阪開催】

 基礎的な考え方について解説!実用化材料の開発事例の紹介!


講師


テクノリエゾン事務所 代表 今井 昭夫 氏


受講料


 55,000円(税込、昼食・資料付)

■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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  (セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)

※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


習得できる知識


基礎理論の理解に留まらず、材料開発の実務に適用可能な現実的な
処方設計の考え方を取得できる。


趣旨


 社会環境や産業構造の変化に伴って、開発高分子材料の性能・機能の高度化が
益々進展している。
 各種の高分子素材や配合剤を複合化して「多律背反」の複数の物性機能を同時改良する手法は、
1980年代以降顕著な進展を見てきたが、2010年代に入って、従来のミクロ分散状態の制御に
加えてナノサイズのモルフォロジ―をも制御する「第四世代ポリマーアロイ」技術へと
進化している。
 これらの技術を新規ポリマー複合材料開発に活用するためにも、ポリマーアロイ設計の基礎的な
考え方や界面制御の現実的な手法を理解することが必要である。
 本講では、これらの基礎的な考え方について解説するとともに、実用化材料の開発事例の
紹介を行い、更にこの分野の最近の技術開発の動向についても説明する。


プログラム


1.混合について-混ぜる、混ざる、溶け合う
2.ポリマーブレンド/ポリマーアロイとは?・・・相溶性と相容性
3.ポリマーアロイのモルフォロジーとは?
  3.1 ミクロ分散とナノ分散、分散粒径を決定する要因
  3.2 ポリマーアロイ設計におけるトップダウン戦略とボトムアップ戦略
  3.3 樹脂の耐衝撃強度に対する分散粒径と粒径分布の影響
  3.4 ポリマーアロイのモルフォロジーの測定・観察
  3.5 ポリマーアロイのモルフォロジーと動的粘弾性の温度依存性

4.相溶性パラメーターとは?
  4.1 相溶性パラメーター(SP値)とは何か?
  4.2 ポリマー混合とSP値
  4.3 SP値の適用の可能性と限界

5.相容化剤の種類と活用事例
  5.1 相容化の考え方と相容化剤の利用
  5.2 相容化の機構・・・分子論・熱力学的解析事例
  5.3 ゴム工業における相容化剤の利用例
  5.4 「最適」相容化剤の分子設計

6.工業化されたポリマーアロイ材料の歴史:第一世代ポリマーアロイと第二世代ポリマーアロイ
7.リアクティブ プロセッシングと第三世代ポリマーアロイ
  7.1 リアクティブ プロセッシングの特徴
  7.2 リアクティブプロセッシングのプロセス解析
  7.3 耐衝撃強度/耐熱性/耐薬品性の同時改良樹脂材料の設計

8.ポリマーアロイ技術を応用した樹脂ゴム特性改良
  8.1 樹脂ゴム材料 表面外観特性の改良
  8.2 ブリード・ブルーム改良技術への応用

9.最近の「第四世代」ポリマーアロイ技術の動向と将来的技術課題
  9.1 高せん断によるナノモルフォロジ―の制御
  9.2 植物由来樹脂への応用
  9.3 ナノレベルのモルフォロジー・物性粘弾性解析手法の進歩
  9.4 新規な相溶性ポリマーの開発
  9.5 新規リアルブロック共重合体の合成技術の進歩

10.Q&A, 個別案件のコンサルテーション


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

大阪府

MAP

【大阪市淀川区】滋慶医療科学大学院大学

【JR・地下鉄】新大阪駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料

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10:30

受講料

55,000円(税込)/人

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高分子・樹脂材料

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