【中止】小規模データセットのための実践的ディープラーニング

データ拡張、深層生成モデル、ドメイン適応など
ディープラーニングにおいて少ないデータ量でも
性能を得る手法について、実例とともに紹介!

セミナー趣旨

 ディープラーニングはデータから帰納的に識別モデルを構築するため、十分な性能を得るためには大量のデータを集めなければならない。しかし実用上、目的に合わせて大量のデータを収集することは非常に困難である。そのため
・識別対象に対する知識を使うことでディープラーニングに制約を課す(データ拡張、深層生成モデル)
・別のデータで得られた知見を応用する(ドメイン適応)などの工夫を行うことで、比較的少ないデータ量でも悪くない性能を達成することができる。データ拡張とはデータに手を加えて量を増やすことである。例えば、自動車の画像は拡大縮小・左右反転させても自動車として識別されてほしい。そのような操作を加えることで、元の画像の大きさに依存せずに、普遍的な特徴を学習する。またドロップアウト(dropout)のように、データにノイズを加える手法もある。それだけでなく、一部を切り取ったりくっつけたりすることもある。なぜこのような手法が有効なのか、理論的な背景も含めて説明する。
 また深層生成モデル(変分自己符号化器VAEや敵対的生成ネットワークGAN)はリアルな擬似データを作ることができるが、この擬似データを追加の学習データにすることもできる。また深層生成モデルそのものを分類に使うことで、小規模データの分類も可能である。
 ドメイン適応は目的以外に大規模データセットが存在するときに有効な方策である。ImageNetのような大規模データで学習した特徴量を流用したり、ラベルを付与したデータの情報から、ラベルを与えていないデータを学習を手助けしたりできる。これらの手法について、いくつかの実例とともに紹介していく。

セミナープログラム

1. ディープラーニング入門
 1.1. ディープラーニングとは
 1.2. ディープラーニングの現状
 1.3. データ量と性能の関係

2. データの増やし方
 2.1. 一般的なデータ拡張とその意味
 2.2. 一般的でないデータ拡張と用途   
 2.3. 生成モデルを用いたデータ拡張
 2.4. 生成モデルを用いた設計

3. ドメイン適応と転移学習
 3.1. 転移学習
 3.2. ドメイン適応
 3.3. ドメイン適応を用いたデータ拡張

4. その他の話題

セミナー講師

松原 崇 氏 神戸大学大学院 システム情報学研究科 助教 (博士(工学))
・経歴
 2015年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程修了
 2018年度 人工知能学会 全国大会優秀賞 (一般セッション口頭部門)
・所属学会
 IEEE、電子情報通信学会、人工知能学会

セミナー受講料

お1人様受講の場合 47,000円[税別] / 1名
1口でお申込の場合 59,000円[税別] / 1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

51,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】オームビル

【地下鉄】神保町駅・竹橋駅・小川町駅・新御茶ノ水駅

主催者

キーワード

機械学習・ディープラーニング

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

51,700円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【千代田区】オームビル

【地下鉄】神保町駅・竹橋駅・小川町駅・新御茶ノ水駅

主催者

キーワード

機械学習・ディープラーニング

関連記事

もっと見る