【延期】抗菌消臭、抗アレル加工とその評価技術

セミナープログラム

【10:00-11:30】
1．ＥＬＩＳＡ法によるアレルゲン測定
麻布大学　阪口 雅弘 氏
【習得できる知識】
ELISA法の基本的な知識、アレルゲンの測定・解析のためのELISA法の応用技術
【講座の趣旨】
ELISA法の基本的な知識を理解していただき、アレルゲンの様々な測定や解析する際のELISA法の応用技術を得られるような講演にしたい。
【プログラム】
１．環境アレルゲン
　1.1 室内環境アレルゲン種類
　1.2 室内環境アレルゲンの測定原理と利点

２．環境中からのアレルゲンの回収法
　2.1 室内塵からのアレルゲンの回収
　2.2 空気中からのアレルゲンの回収
　2.3 食品からのアレルゲンの回収

３．測定方法
　3.1 サンドイッチELISA法
　3.2 競合ELISA法
　3.3 イムノクロマト法
　3.4 その他

４．環境中のアレルゲン測定
　4.1 家庭環境における室内塵中のダニアレルゲン量の測定
　4.2 ダニアレルゲンの測定における測定単位
　4.3 家庭環境における空気中ダニアレルゲン量の測定
　4.4 ダニアレルゲンの経時的変化の測定
　4.5 ペットアレルゲンの測定

５．環境中のアレルゲン対策の評価
　5.1 室内環境改善としてのダニアレルゲン対策
　5.2 個人におけるダニアレルゲン暴露量の評価
　5.3 布団のダニアレルゲン対策
【質疑応答】

【12:10-13:40】
２．消臭、抗菌、抗アレル加工剤の特徴と加工及び評価方法
東亞合成(株)　Ｒ＆Ｄ総合センター　製品研究所　 主査　山田 喜直 氏
【習得できる知識】
消臭剤、抗菌剤、抗アレル加工剤の概要とこれら高機能化剤の加工方法や性能評価方法
【プログラム】
１．各種アメニティ高機能化剤
　1.1 高機能化剤について
　1.2 消臭剤
　1.3 抗菌剤、抗ウイルス剤
　1.4 抗アレル加工剤

２．高機能化剤の加工方法
　2.1 塗布加工方法と加工例
　2.2 ディッピング加工方法と加工例
　2.3 練り込み加工方法と加工例

３．高機能化剤の性能評価方法と評価例
　3.1 消臭剤の性能評価方法と評価例
　3.2 抗菌剤の性能評価方法
　3.3 抗アレル加工剤の性能評価方法

４．業界基準と安全性について

【質疑応答】

【13:50-15:20】
３． 消臭・抗菌・抗ウイルスなどの機能を持ったヘルスケア繊維の開発
ダイワボウノイ(株)　築城 寿長 氏　
【講座の趣旨】
産学連携により誕生した人工酵素とも呼べるヘルスケア繊維のご紹介。生体内の解毒に関わる酵素と同様のメカニズムで悪臭物質を分解する消臭機能からスタート。商品開発を進める中で、ニーズから研究へのフィードバックを繰り返しながら、新たな機能を見い出し、さらに進化している。本講演では、ヘルスケア繊維の誕生とそれぞれの機能が連携し、どのような評価を行い、訴求し、製品化を行ってきたかを説明する。
【プログラム】
１．消臭繊維「デオメタフィ」
　1.1 酸化酵素の生体模倣 から生まれた消臭繊維
　1.2 消臭繊維の特徴と製品化
　1.3 消臭評価の試行錯誤、標準化
　1.4 抗菌性の必要性と安全な抗菌
　1.5 抗菌性の評価
　1.6 メディカル分野で求められるものへ

２．高機能繊維「アレルキャッチャー」
　2.1 抗アレル機能
　2.2 痒み鎮静繊維「アレルキャッチャーAD」
　2.3 抗アレル機能の評価
　2.4 高機能ヘルスケア繊維「アレルキャッチャー」
　2.5 過保護にならず体を護ること

【質疑応答】

【15:30-17:00】
4．アレルギー性皮膚炎患者の着衣に必要な性能と機能性繊維の応用
大妻女子大学　水谷 千代美 氏
【プログラム】
１．アレルギー性皮膚炎患者の症状
２．アレルギー性皮膚炎患の着衣の選
３．アレルギー性皮膚炎患のかゆみの原因
４．抗アレルギー・抗菌・消臭性繊維の応用Ⅰ
５．抗アレルギー・抗菌・消臭性繊維の応用Ⅱ
【質疑応答】

セミナー講師

１．麻布大学　獣医学部　教授　農学博士　阪口 雅弘 氏
２．東亞合成(株)　Ｒ＆Ｄ総合センター　製品研究所　 主査　山田 喜直 氏
３．ダイワボウノイ(株)　機能材料研究開発室　室長　築城 寿長 氏
４．大妻女子大学　家政学部　被服学科 教授　博士(工学)　水谷 千代美 氏

※当初ご案内していたプログラムから1部と4部の講演順を入れ替えました

セミナー受講料

1名につき 60,000円（消費税抜、昼食・資料付）
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕