『ハードコート材料技術とさらなる機能性付与』~高硬度化と密着性・可撓性・耐候性の向上~~ディスプレイから自動車グレージングまで~

★ +αの機能性を目指して!UV硬化型、ディスプレイ・電子材料・自動車向け、モノマー・オリゴマー、光重合開始剤。
★ 高硬度・低カール・密着性・干渉縞対策・帯電防止・屈折率・耐汚染・耐指紋・透明性・柔軟性・耐摩耗性・撥水性


受講料


54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 ) 


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講師


第1部:(10:50~12:10)
UV硬化型ハードコート剤の材料設計と機能性付与
荒川化学工業(株) 研究開発本部 コーティング事業 NC3グループ 主査 佐藤 仁宣 氏
【略歴】
2006年3月 熊本大学大学院 修了
2006年4月 荒川化学工業(株) 入社
以後、UV硬化型樹脂/コーティング剤の開発に従事。
【講師WebSite】
http://www.arakawachem.co.jp/jp/

第2部:(13:00~14:40)
ハードコート剤の材料設計とさらなる高機能化
神奈川大学 工学研究所 客員教授 山田 保治 氏
【経歴】
1971年 名古屋工業大学 工学部 工業化学科 卒業
1973年 京都大学大学院 工学研究科 石油化学専攻修了
1973年 住友化学工業株式会社 中央研究所
1982年 新日鐵化学株式会社 技術研究所
2000年 名古屋工業大学 教授
2007年 京都工芸繊維大学 教授
2012年 京都工芸繊維大学 特任教授
2013年~ 神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授、
     名古屋産業科学研究所中部TLO技術アドバイザー、日本工学アカデミー会員
2015年~ 高分子学会フェローアカデミア(レヴィ―・スカラー)
【専門】
高分子合成、機能性高分子材料、ポリイミド、複合材料、気体分離膜

第3部:(14:50~16:30)
ハードコートへの+αの機能性付与と自動車用樹脂グレージング
(株)レニアス 業務本部 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏
【講師WebSite】
http://www.renias.co.jp/


プログラム


第1部:UV硬化型ハードコート剤の材料設計と機能性付与
(10:50~12:10)
荒川化学工業(株) 研究開発本部 コーティング事業 NC3グループ 主査 佐藤 仁宣 氏

<得られる知識・技術>
・UV硬化型ハードコート剤における樹脂選定の基礎知識
・UV硬化型ハードコート剤への機能性付与方法

<趣旨>
 UV硬化型ハードコート剤は、液晶ディスプレイを代表とするFPD産業を中心に拡大傾向にある。こうした市場の変化に対応すべく、従来のプラスチック表面の「傷つき防止」に加え、「高硬度化」「防汚性」「帯電防止性」「屈折率制御」といった多種多様な機能性付与が不可欠な材料となっている。
 これらの要請に対する各種設計面からのアプローチを基礎から最近のトレンドを含めて紹介する。

<プログラム>
1.UV硬化システムと構成成分について
 1.1 ハードコート処理方法
 1.2 ハードコートの用途・要求物性

2.材料設計の基礎
 2.1 反応性モノマー
   ・合成方法
   ・低PII化
   ・機能性付与モノマー
 2.2 反応性オリゴマー
   ・合成方法
   ・特徴
   ・物性
 2.3 光重合開始剤 種類と特徴

3.高機能性付与とディスプレイ等への応用展開
 3.1 UV硬化型ハードコート剤に要求される機能
 3.2 機能性付与のアプローチ
   ・高硬度
   ・低カール
   ・密着性
   ・干渉縞対策
   ・帯電防止
   ・屈折率調整
   ・耐汚染・耐指紋
  □質疑応答・名刺交換□
  第2部:ハードコート剤の材料設計とさらなる高機能化
(13:00~14:40)
神奈川大学 工学研究所 客員教授 山田 保治 氏
<趣旨>
 ハードコート剤は、電子材料、自動車部材やディスプレイ材料の表面保護やガラス代替材料として幅広い分野で益々重要な工業材料となっている。また、各種用途に適した機能化が求められ、高機能ハードコート剤の開発が盛んに行われている。
 ここでは、種々のハードコート剤の概要、開発の基本的な考え方(開発方針)および材料設計 について概説し、代表的なハードコート剤であるUV硬化型ハードコート剤を中心に高機能化技術について、基材への密着性、カール防止(低収縮化)、柔軟性付与 (耐衝撃性の向上)などの方法をわかりやすく説明する。
  <得られる知識・技術>
・ハードコート剤開発の考え方
・ハードコート剤の材料設計
・ハードコート剤の高機能化技術と手法

<プログラム>
1.ハードコート剤の概要
 1.1 ハードコート剤の種類と特徴
 1.2 ハードコート剤の原料と機能

2.ハードコート剤の材料設計
 2.1 ハードコート剤の開発方針
 2.2 ハイブリッドハードコート剤の材料設計
 2.3 相反物性の制御
 2.4 UV硬化型ハイブリッドハードコート剤の調製法

3.ハードコート剤の高機能化
 3.1 透明性
 3.2 基材への接着・密着性
 3.3 柔軟性(耐衝撃性)
 3.4 カール・低収縮性
 3.5 耐摩耗性
 3.6 屈折率
 3.7 反射防止膜
 3.8 親水・撥水性(防曇・防汚性)
 3.9 帯電防止機能

4.ハードコート剤への要求特性と応用分野

5.参考図書
    □質疑応答・名刺交換□   第3部:ハードコートへの+αの機能性付与と自動車用樹脂グレージング
(14:50~16:30)
(株)レニアス 業務本部 開発室 シニアエンジニア 岩井 和史 氏

<趣旨>
 本講演では、各種分野における樹脂グレージングの要求特性と付加価値向上の例を交えて自動車ウィンドウのコーティング技術動向について述べる。

<得られる知識・技術>
・樹脂グレージングに必要な知識
・樹脂グレージングの採用例と用途

<プログラム>
1.樹脂グレージングの基礎
 1.1 ポリカーボネートの特徴
 1.2 ハードコートの種類
 1.3 樹脂グレージングの生産プロセス

2.安全ガラスの法規
 2.1 国内法規
 2.2 海外法規
 2.3 法規対応における実際

3.樹脂グレージングの付加価値向上
 3.1 赤外線カット
 3.2 硬質化ハードコート
 3.3 デフォッガー

4.性能評価
 4.1 各分野の要求試験
 4.2 評価の実際

5.まとめ

  □質疑応答・名刺交換□


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開催日時


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【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

自動車技術   光学技術   化学技術

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