半導体MEMSセンサの基礎と応用〜多項目の病気マーカーを同時検出するバイオセンサ〜

一滴の血液からさまざまな病気を検査する診断チップの開発が期待できます。


講師


豊橋技術科学大学 工学研究科 電気・電子情報工学系 准教授 博士(工学) 髙橋 一浩 先生


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)  


*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円      


*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■はじめに
病気の検査を簡易かつ迅速に行う方法は、正確な診断や治療効果の検証、再発や転移の調査をするために極めて重要です。ごく微量の血液採取により病気の診断が行えるようになれば、自宅で簡単・迅速・安価に検査が可能になります。たとえば、我々は病気にかかると、その病気に由来したタンパク質が血液中に増加します。この病気由来のタンパク質を特異的にとらえるマーカーを使用して病気の検査が行われます。本セミナーでは、半導体チップ上でマーカー分子を特異的にとらえ、吸着の様子を電気信号に出力する半導体MEMS技術を紹介します。この技術により一滴の血液からさまざまな病気を検査する診断チップの開発が期待できます。また、この技術は分子の構造変化の様子を捉え、電気信号として出力することも可能です。生体分子の物理的・化学的応答をリアルタイムに取得し、ライフサイエンスの分野へ新たな価値を提供する生体分子計測技術を紹介します。

■受講対象
・MEMSバイオセンサの製造技術・製造プロセスを知りたい方
・MEMSバイオセンサ技術を新たに導入されたい方
・MEMSバイオセンサの取り扱い方を学びたい方

■本セミナーに参加して修得できること
・MEMSやセンサの基礎知識、製造技術、応用展開


セミナー内容


1.非標識バイオセンサの基礎

 1)標識法を用いたバイオセンサ
 2)非標識バイオセンサの仕組み
 3)水晶振動子マイクロバランス
 4)表面プラズモン共鳴
 5)イオン感応性電界効果トランジスタ
 6)MEMSセンサ
   a) 共振駆動型
   b) 表面応力型

2.MEMS表面応力バイオセンサの動作原理

 1)応力検出の原理
 2)表面応力トランスデューサ
 3)光干渉型トランスデューサ
 4)CMOSイメージセンサとの融合による信号処理

3.MEMSデバイス製造技術

 1)MEMS製造プロセスの基礎
   a) 成膜技術
   b) フォトリソグラフィ
   c) エッチング技術
 2)犠牲層エッチングを用いた製造技術
 3)転写プロセスを用いた製造技術
 4)原子膜材料を用いたMEMSセンサの製作方法

4.バイオセンシンング応用事例

 1)センサの界面構築技術
 2)抗原抗体反応
 3)ウイルス検出
 4)神経伝達物質検出
 5)化学物質(ガス)検出


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【新宿区】新宿文化センター

【地下鉄】東新宿駅

主催者

キーワード

バイオ技術

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