粘着・剥離の基礎、他物性との関係、剥離過程の可視化・モデリング技術とその応用



粘着・剥離の界面で何が起きているのか、いかに制御するか。
理想的な粘着を実現するため、トラブルを解決するため、しっかり理解しておきたい粘着・剥離のメカニズムと制御技術。


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )


【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
     ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
     ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
   (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。


講師


九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門 准教授 博士(工学) 山口 哲生 氏


趣旨


 粘着・剥離現象を、界面科学、高分子レオロジー、破壊力学などの視点から捉え、粘着剤の粘着・剥離特性が他の物性とどのような関係を持っているかについて解説する。また、可視化実験や物理モデリングなどを含めた解析事例の紹介を行いながら、目の前で起こっている現象をどのように理解し、どのように制御すればよいかを考える。


プログラム


1.粘着・剥離の基礎                                                                 
 1.1 粘着・剥離とは? 
 1.2 粘着の界面科学 
  1.2.1 粘着力の起源
  1.2.2 表面張力,界面張力
  1.2.3 接着仕事 
  1.2.4 接着仕事に関する理論                                                
 1.3 高分子レオロジーの基礎
  1.3.1 線形粘弾性
  1.3.2 非線形弾性,大変形挙動
 1.4 接触・剥離過程における変形とレオロジー
  1.4.1 接触過程のレオロジー
  1.4.2 剥離過程のレオロジー
  1.4.3 良い粘着剤とは?
 1.5 様々な剥離試験の物理的特性の違い
 1.6 引離しによる試験:プローブタックテスト
 
2.剥離過程の可視化実験                                                                        
 2.1 可視化実験の意義
 2.2 可視化実験の具体例
  2.2.1 プローブタックテストにおける底面からの観察
  2.2.2 粘着剤内部変形の立体構造の可視化
  2.2.3 可視化実験のまとめ
  2.2.4 今後の課題
 
3.剥離過程のモデリング
 3.1 剥離に関する理論・シミュレーション
  3.1.1 エネルギーバランス
  3.1.2 梁の理論と応力分布
  3.1.3 線形粘弾性モデル
  3.1.4 分子動力学法と有限要素法
 3.2 粘着剤の剥離過程のモデリング
  3.2.1 キャビテーションと糸曳きのモデリング
  3.2.2 計算結果の具体例
  3.2.3 モデリングのまとめ
  3.2.4 今後の課題 

4.全体のまとめ・今後の展望

 □質疑応答・名刺交換□


 


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

化学技術   機械技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

化学技術   機械技術

関連記事

もっと見る