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従来のフィラーとカーボンナノチューブの
ポリマーへの分散・充填技術、表面処理技術と、
コンポジット材料の微視構造設計技術、熱伝導率評価技術について解説する!
講師
富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 真田 和昭 氏
受講料
■ R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
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受講対象・レベル
熱伝導材料・放熱材料の開発に携わっている方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・フィラーの分散・充填技術が習得できる。
・カーボンナノチューブの分散・充填技術が習得できる。
・数値シミュレーションを活用した充填構造設計技術と熱伝導率予測技術が習得できる。
・フィラーのハイブリッド化技術が習得できる
趣旨
近年、コンポジット材料の熱伝導率を格段に向上させる微視構造設計手法として、フィラーのハイブリッド化による伝熱ネットワーク構造形成技術が注目されており、従来のフィラーとナノフィラーの組み合わせは、有効な手段であると考えられる。
本セミナーでは、従来のフィラーとカーボンナノチューブのポリマーへの分散・充填技術、表面処理技術と、コンポジット材料の微視構造設計技術、熱伝導率評価技術について概説し、従来のフィラーとナノフィラーを活用したポリマー系放熱材料開発事例を紹介する。
プログラム
1.ポリマーへのフィラーの分散・充填技術
1.1 フィラーの種類と特性
1.2 コンポジット材料の粘度予測式
1.3 コンポジット材料の粘度とフィラー粒度分布の関係
1.4 コンポジット材料の熱伝導率と粘度の関係
1.5 フィラー最密充填理論と数値シミュレーションを活用した粒子充填構造設計
1.6 フィラーの表面処理事例
2.ポリマーへのカーボンナノチューブ(CNT)の分散・充填技術
2.1 CNTの特徴(構造・形態、物性、合成法、安全性)
2.2 CNTの分散技術
2.3 CNTの表面処理事例
2.4 国内外におけるCNTによるネットワーク構造形成事例
3.コンポジット材料の熱伝導率評価技術
3.1 従来のフィラーを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測式
3.2 CNTを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測式
3.3 数値シミュレーションを用いたコンポジット材料の熱伝導率予測
4.ポリマー系放熱材料開発事例紹介
4.1 アルミナとCNTのハイブリッド化による高熱伝導化
4.2 窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化による高熱伝導化
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 熱伝導,放熱,ポリマー,材料,高分子,フィラー,セミナー,研修,講習
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