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電子機器のノイズ問題に対して、電磁界解析や実験などで得られた対策手法、ルールなどが蓄積されています。ところが、それに基づいたはずなのに、問題が発生することがよくあります。
こうならないためには、マニュアルやルールだけに基づいた設計ではなく、ノイズのメカニズムをきちんと理解した設計が必要です。
本講座では、基礎編としてノイズ設計の考え方を整理します。次に、実際編として、回路実装設計における重要なポイント、及び見落としやすい留意点などをわかりやすく解説します。
講師紹介
ティー・エム研究所 代表 工学博士 芳賀 知 氏
情報通信機器メーカーで、機器の開発・設計、EMC技術の開発等、その後、超先端電子技術開発機構(ASET)にて研究プロジェクトに従事。現在は技術コンサルティングなどを実施し50社以上の実績がある。
また、並行して、学会、工業会での活動歴がある。
・群馬大学大学院工学研究科 非常勤講師、神奈川県産業技術総合研究所 講師。
・賞罰:エレクトロニクス実装学会 論文賞、優秀講演賞、JPCA賞 など
受講対象
・ノイズ(EMC)問題を基礎から知りたい方
・ノイズ(EMC)問題で悩んだ経験のある方
・効果的なLSI・回路設計、基板設計、実装設計を行いたいと考えている方
習得知識
・電子機器のノイズ問題の基本的なメカニズム
・ノイズ対策設計の基本的な考え方と要点
・機器別に対応したプリント基板の回路実装設計の実際的手法
プログラム
1.電子機器のEMC問題と規格の概要
2.EMC対策 3つの基本的な考え方
・全方位、全周波数領域で配慮 -もぐらたたきにならないために
・エネルギーの流れ:ノイズ発生の上流側で配慮 -効果的な対策のために
・機器開発のステップ:開発工程の上流で配慮 -コスト、期間の最小化のために
3.EMC対策の中心はプリント基板の回路実装設計
・プリント基板で起きる3つのノイズ -SI、PI、EMI
・最も厄介なEMIノイズ 発生源で対策するのが基本
・ノイズ対策の階層と考え方
4.回路実装設計のために必要な電磁気・伝送回路の基礎
・電子機器設計に必要な基本知識
・回路図には見えない結合を理解するために
・意図せずアンテナになってしまうもの -アンテナモデルと放射
5.基礎編:回路実装設計にとって必須となる8つの基本ルール
・デバイスの選択と実装設計
・配線への配慮
・グラウンド系の強化
6.実際編:万能ではない基本ルール その限界と留意点
・基本ルールの限界
・放射特性を決めるメカニズム
・知っておきたい基本ルールの意義と留意点
7. 質疑応答
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
43,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
主催者
キーワード
電気・電子技術
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