バイオプロセス入門 ~微生物探索からプラント運転まで~

バイオリアクターを中心とするバイオプロセスの構成を概説し、

各ステップ基本的項目の具体的な検討方法を中心に解説。


★ 松井 徹 先生の編著「生物化学工学の基礎」(コロナ社)が、12月12日付けAmazonベストセラーランキング生化学部門で一位になりました!


講師


東京工科大学 応用生物学部 大学院バイオ・情報メディア研究科
教授 学術博士 松井 徹 先生

■ 主経歴及び学会・協会等活動

1990-1998年 (株)日本鉱業(現JXTGエネルギー)入社、生物科学研究所主任
1998-2002年 経産省外郭団体((財)国際石油交流センター等)出向
2002-2003年 (株)ジャパンエナジー(現JXTGエネルギー)主任研究員
2003-2013年 国立琉球大学遺伝子実験センター(現分子生命科学研究センター)
 環境生命情報分野 准教授
2013年-現在 現職

 筑波大学,北九州市立大学,鹿児島大学で非常勤講師、沖縄県公設試関係委員を歴任。機能脂肪酸の商業生産プラント支援、厨房排水バイオリアクター研究(経産省)、バイオ脱硫国プロ(経産省)、亜熱帯微生物資源ライブラリープロ(内閣府、沖縄県)等を担当。石油学会、農芸化学会等受賞。バイオインダストリー協会新資源生物変換研究会幹事。筑波大学北アフリカ研究センター共同研究員。

■ 専門・得意分野
生物化学工学、応用微生物学、培養工学、環境微生物学

研究内容
遺伝子組み換え大腸菌、酵母、環境浄化細菌の大量培養、
排水処理バイオリアクター、遺伝子組み換えツール開発


受講料


1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ 受講対象
 新規事業として微生物機能を活用するプロセス開発を予定している技術者、研究者。
 バイオリアクター運転等に従事しており、理論的裏付けの理解を深めたいエンジニア。

■ 講演ポイント
 生物機能を利用した有用物質生産は、従来の低分子医薬生産、バイオ医薬生産に加え、国連によるSDGs(Sustainable Development Goals)の提唱、欧州のバイオエコノミー戦略が推進力となり、石油化学製品を微生物生産に代替する方向になっていることから、バイオリアクターを定量的に把握し、バイオプロセスの全体像を評価できる人材がますます求められている。
 本講演では、バイオリアクターを中心とするバイオプロセスの構成を概説し、各ステップ基本的項目の具体的な検討方法を中心に解説する。

■ 受講後、習得できること
・バイオプロセス構築の流れと具体的検討事項に関する知識
・バイオリアクター運転の定量評価および生物化学工学に関する基本的知識


セミナー内容


1.バイオプロセスとは何か
 1.1 バイオプロセスの構成と開発のポイント
 1.2 バイオプロセスの活用分野
 1.3 研究立ち上げからバイオプロセス構築まで

2.使用菌株の探索と評価
 2.1 バイオプロセスの成功はスクリーニングから
  ・集積培養
  ・メタゲノム法
 2.2 活性評価法
  ・増殖法と休止菌体法
 2.3 遺伝子・生理的性質による微生物菌株の分類評価

3.バイオリアクターの効率評価と操作設計への活用
 3.1 バイオリアクターの形状
 3.2 培養条件の最適化
  ・培地組成と培養操作
 3.3 バイオ反応の定量的把握
  ・増殖速度論
  ・酵素反応速度論
  ・生産速度
  ・酸素移動速度
  ・殺菌速度

4.魅力あるバイオリアクター
 4.1  特許性のあるバイオプロセス
 4.2 バイオプロセスの改良

 (質疑応答)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,440円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

バイオ技術

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