以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
-
-
-
自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性
11,000オンデマンド -
【セミナープログラム】
自動車産業はまさに自動車生誕130年後初めての大変革に迫られている。地球温暖化阻止のためのCO2低減は言うまでもなく待ったなしの重点課題であり、自動車メーカは自動車を製造するのみならず、モビリティーサービス(MasS:Mobility as a service)提供への転換が急務となってきた。
本セミナーでは自動車メーカが環境規制・顧客ニーズ双方の要求を満足するための技術開発はどうあるべきか、内燃機関をどういう形で残していくか、技術的観点から電動化(HV、PHV、EV、FCV)の優先順位はどうあるべきかについて解説し、次にCASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)に関して、今後コネクティッドとシェアリングを普及させることが重要である一方、電動化と自動運転については今の進め方が非常に危うく、今後課題を深堀し慎重な対応を進めることが必要であることを解説する。
第1章 次世代車のロードマップ
1.自動車を取り巻く環境と次世代車の技術完成度
1)取り環境と対応技術の俯瞰
2)次世代車の大分類と個々の課題と対応技術
(エンジン車+マイルドハイブリッドシステム、HV、PHV、EV、FCV)
3)次世代車のコスト/航続距離/重量/コスト比較とそれぞれの展開難易度
4)今後の次世代車展開に向けた考え方
2.環境課題への対応
1)温暖化ガス(CO2)排出削減への対応(IPCC 5時レポート、COP21パリ協定)
2)世界のCO2排出量と産業セクターごとの排出量
3)電力セクターにおける脱化石燃料化
4)道路交通セクターにおけるCO2排出規制動向
5)道路交通セクターにおける排出ガス規制動向(米国加州ZEV、中国NEV規制等)
3.脱石油に向けた自動車のエネルギー対応
1)自動車のエネルギー多様化
2)各種エネルギー毎のWell to Wheel(油田からタイヤまで)総CO2
3)脱石油化に向けたバイオ燃料、水素燃料転換への動き
4)EVとHVでのWell to Wheel比較(発電に使用するエネルギー形態の影響)
4.将来の自動車の販売台数、保有車の予測によるCO2総排出量の見積もり
1)世界の自動車の販売台数予測(~2050年)
2)世界の自動車の保有台数予測(~2050年)
3)世界の自動車からの総CO2排出量予測と必要な規制強化
5.自動車の先進技術の俯瞰とエンジン車の改良技術
1)車両改良技術の俯瞰 パワートレーン、エネルギーソース、ボディー・シャシー、自動運転、コネクティッド
2)エンジン改良技術とその動向
2030年までに熱効率改善(10ポイント)と全エンジンマイルドハイブリッドシステム採用
3)熱効率向上の方向性と達成手段
(1)燃焼方式(超リーンバーン、高圧縮ガソリンエンジン、低圧縮ディーゼルエンジン)
(2)システム(高膨張化、可変圧縮比、可変気筒等、次世代点火システム)
(3)ヒートマネージメント(断熱、エンジン内熱輸送、排熱回収等)
(4)天然ガス、バイオ燃料、水素燃料への対応技術
6.将来の次世代車両比率
1)2040年新車販売台数上振れのケースでの予測
(1)エンジン車と次世代車比率の推移
(2)ZEV、NEV規制の台数インパクト
(3)軽量化
(4)各種改良に伴う石油消費量低減見積もりとエンジン車のバイオ、水素燃料転換比率
2)2040年新車販売台数下振れのケースでの予測
第2章 CASEへの対応
1.自動車業界の大きなパラダイムシフト
1)概要とCASEについて
2)コネクティッドの展開
3)自動運転にむけた技術アプローチと交通・道路環境整備の重要性と将来導入予測
4)シェアードの概要と新車販売台数影響および車両に要求される耐久・信頼性
5)電動化における今後の市場予測
6)CASEの具体例
2.将来の交通システム
1)移動距離、車両サイズに応じた将来モビリティ-ティーの棲み分け
2)将来のスマートシティーも実現
第3章 まとめ
【講師】
藤村 俊夫(ふじむら としお) 氏 : 愛知工業大学 工学部 客員教授 [元トヨタ自動車(株)]
1980年に岡山大学大学院工学研究科修士課程を修了し、トヨタ自動車工業入社。入社後31年間、本社技術部にてエンジンの設計開発に従事し、エンジンの機能部品設計(噴射システム、触媒システムなど)、制御技術開発およびエンジンの各種性能改良を行った。2004年に基幹職1級(部長職)となり、将来エンジンの技術開発推進、将来エンジンの技術シナリオ策定を行う。2011年に愛知工業大学工学部に出向(その後2015年に転籍)し、機械学科教授として熱力学、機械設計工学、自動車工学概論、エンジン燃焼特論の講義を担当。2018年4月より愛知工業大学工学部客員教授となり、同時にTouson自動車戦略研究所を立ち上げ、自動車関連企業の顧問、コンサルティング、講演などを実施中。
活動(研究歴、所属学会、著書など) 自動車技術会 代議員/論文校閲委員、日本機械学会 本年3月までエンジンシステム研究会主査。2001年「ディーゼル新触媒システム(DPNR)」で日経BP賞技術賞エコロジー部門賞受賞、2003年「ディーゼルPM、NOx同時低減触媒システムDPNR」で日本機械学会技術賞受賞
【受講料】
1名につき 32,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
32,900円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【港区】SSK セミナールーム
【地下鉄】内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅
主催者
キーワード
自動車技術
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
32,900円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【港区】SSK セミナールーム
【地下鉄】内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅
主催者
キーワード
自動車技術関連セミナー
もっと見る-
-
-
自動車及びモビリティのカーボンニュートラル(CN) の課題と対応 【第5部】自動車のCN対応の方向性
11,000オンデマンド
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
自動化、DX化で注意すべき点、原理原則の理解とは
自動作成ソフトや、DX技術の進化により、業務の効率化や工数削減が進んでいます。しかし全てを自動化し、人の判断や知識を排除することには疑... -
プロダクト・データサイエンス:データ分析講座(その323)3つのDS
企業内のデータサイエンス組織の1つの役割として、データサイエンス技術を、より良い商品の開発やより良いCX(カスタマー・エクスペリエンス... -
【快年童子の豆鉄砲】(その128)定年熟練者の採用体制
【目次】 1. はじめに 中小企業が抱える喫緊の課題の最後は「熟練社員退職で技術知識の喪失」に対する解決手段です。一般的には、定年... -