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車載ディスプレイへの展開を目指す有機ELやマイクロLEDには
何が求められているのか?
現在の製造プロセスや市場動向から、それぞれが持つ課題の
克服に向けた新技術や、車載ディスプレイの今後の展望を解説
講師
Mirasolab 代表 竹田 諭司 先生
講師紹介
■ご略歴:
1992年旭硝子株式会社入社。中央研究所にて複数の新商品・新技術開発に従事。
2002年より米国イリノイ大学留学、新材料開発に従事。
2007年よりエレクトロニクス事業部の新事業プロジェクトリーダー、
複数の新ビジネスの企画・立ち上げ・事業化に従事.
2017年9月旭硝子を退職。
同年10月MirasoLab代表就任。
■専門および得意な分野・研究:
技術の専門は、有機EL、 LED、 太陽電池、 エレクトロニクス&バイオサイエンス部品等の
素材表面研究 (薄膜コーティング&表面改質技術、 表面解析)およびレーザー封止技術。
ビジネスの専門は、新商品・新規事業創出のための効果的な戦略構築、
イノベーションマネージメント&マーケティング。
■本テーマ関連学協会での活動:
・社団法人日本セラミックス協会ガラス部会役員 2004-2007.
・国際ガラス委員会技術委員 2000-2007.
(International Commission on Glass、 Technical Committee 19)
受講料
1名38,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき28、000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
◆概要
先駆的研究から約30年が経過し、漸く普及期に入った有機ELであるが、
更なる市場拡大には本素子の高信頼性化が必須である。成長市場である車載用途へ展開するには、
厳しい環境下においても長期に渡り安定動作する製品へ仕上げる必要がある。
これを実現するには、材料自身の高耐久化、 素子構造の最適化に加え、封止技術が極めて重要となる。
一方、高い信頼性を有するμ-LEDへの関心も高まっている。
本素子は、高輝度・低消費電力・高信頼という利点を有するが、生産性が著しく低いという課題があり、
本課題解決への取り組みが精力的に進められている。
本セミナーでは、まずディスプレイ全体の市場動向に触れ (液晶を含む)、
続いて有機ELおよびμ-LEDに焦点をあて、其々の特徴、 課題、 今後についてわかり易く解説する。
有機ELについては、代表的封止技術のPros/Consを踏まえ、今後成長が見込まれるフレキシブル有機ELの
最適封止について考察、μ-LEDについては、生産性向上へ向けた具体的なアプローチ事例を示す。
また、車載ディスプレイ、特に自動運転車において必要とされるディスプレイについて、
車内快適性向上技術の動向と併せて考察し、今後のディスプレイ分野における新事業機会について提案する。
セミナー内容
1.ディスプレイ全体
1. 1 市場動向
1. 2 ディスプレイの特徴・課題・今後
1.2.1 有機ELディスプレイ
1.2.2 μ-LEDディスプレイ
2.有機ELディスプレイ
2.1 製造プロセス
2. 2 封止の重要性
2. 3 樹脂封止・無機封止・膜封止のメリット・デメリット
2. 4 Rigid、 Bendable、 Foldable、 Rollableに適した封止方法
3.μ-LEDディスプレイ
3. 1 製造プロセス
3. 2 新プロセス技術_Laserリフトオフ
3. 3 モノシリック技術
4.自動運転車_車載ディスプレイ
4. 1 自動運転車に求められる車内空間
4. 2 車内快適性向上技術
4.2.1 調光ウィンドウ技術
4.2.2 車載カメラ技術
4. 3 求められるディスプレイ
5.ディスプレイ分野における新事業機会
6.まとめ
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