IoT入門セミナー ― 実務活用に向けたツールや人工知能(ディープラーニング)の紹介―

★IoTや人工知能を実務に活かしたい方・情報収集中の方にお勧めのセミナー！
★ディープラーニングに代表される人工知能やIoTでは何ができて、どうなるのかなど、活用事例と共に学べる一日速習セミナーです。

講師

メディアスケッチ株式会社　代表取締役
サイバー大学　　　　　　　　客員講師　　伊本　貴士　先生
　大学卒業後NECソフト株式会社へ入社。Linux・オープンソースソフトウェアのシステムの構築、技術支援を実施。
　フューチャーアーキテクト株式会社を経て、メディアスケッチ株式会社を設立。IoTに関する技術コンサルティング事業として様々な企業のIoTプロジェクトの企画立案から開発・保守までを支援している。
　IoT検定制度委員会技術主幹としてIoT検定設立に参加。
　また、独立行政法人 情報処理推進機構（IPA）の地方版IoT推進ラボにおけるメンターとして地方の企業や組織のIoTプロジェクトへのアドバイスや支援活動を行なっている。

セミナーポイント

■はじめに：
　IoT・人工知能を活かしたプロセス改善などは、様々な企業で検討がなされています。しかしながら、実際推進するとなれば、IoTで何が可能になり、どう進めていき、ディープラーニングなどの手法を使った人工知能をどう活かすのかといった様々な疑問が湧いてきます。
　この講座では、具体的な事例を紹介しながら、IoTのプロジェクトを成功に導くにあたり、どのような点に注意し、どのようなツールが利用できるのかについてポイントを絞って説明します。

■ご講演中のキーワード：
　IoT、ディープラーニング、人工知能、SVM、Arduino、Raspberry Pi、LPWA、LoRa

■受講対象者：
　・企業においてIoTビジネスの企画やプロジェクト推進を行なっている方
　・IoT関連のプロジェクトに携わる技術者の方
　・IoTに関する全体的な知識を学びたいかた
　・その他IoTや人工知能に興味のある方

■必要な予備知識：
　・インターネットに関する基本的な知識

■本セミナーで習得できること：
　・各企業のIoTビジネスの動向
　・効率的なビジネス企画の立て方
　・IoTシステムを設計する時の注意点
　・マイクロコントローラの選び方と量産時の注意点
　・長距離無線技術の動向と注意点
　・人工知能を設計する時の基本的な考え方

セミナー内容

1．IoTの本質と目的
　1）IoTの本質（何を目標とすべきなのか？）
　2）IoTの成功事例（農業IoT、スマートホームなど）
　3）プロダクトイノベーション
　4）プロセスイノベーション
　5）インダストリー4.0が目指しているもの
　　（サイバーフィジカルシステムとマスカスタマイゼーション）

2． コントローラー設計のポイント
　1）プロトタイプと身の丈IoT
　2）マイクロコントローラーとシングルボードコンピュータの違い
　3）マイクロコントローラーの動向（Arduino,Teensyなど）
　4）コントローラーの量産化（PCBサービスなど）

3．IoTプラットフォーム設計のポイント
　1）パブリックIoTプラットフォームサービスの選択（Amazon AWSとMicrosoft Azure）
　2）NoSQLデータベースの選択と設計
　　（キーバリュー、ドキュメント、カラム指向、グラフデータベース）
　3）データストリームとメモリデータベースによる大規模データ処理
　4）分散処理によるビッグデータ解析
　5）エッジコンピューティングの考え方と注意点

4．人工知能活用のポイント
　1）人工知能の活用事例
　　・予知検知
　　・インバリアント分析
　　・画像認識など
　2）人工知能活用の価値（従来の統計分析との違い）
　3）人工知能活用の注意点とチューニング
　4）ディープラーニングのポイント（画像認識の例）