高周波基板に用いられる低損失材料や、
電磁波吸収体に用いられる高周波材料のマイクロ波から
ミリ波帯における誘電率測定を解説


目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価方法についても詳解!

セミナー趣旨

 近年、高速大容量の無線通信を可能にするミリ波帯電磁波の利用が急速に拡大しています。また、自動車レーダーやセキュリティシステムなど、電磁波の応用範囲も拡大しています。電磁波を利用するシステムでは、誘電体材料が基板やアンテナなどとして用いられており、その誘電率は設計やシミュレーションに必須のパラメータです。誘電率の測定は、周波数や材料の特性に応じて、様々な測定方法を使い分ける必要があります。また、電磁波の利用周波数や用途が拡大する中で、異なる測定系の結果を相互比較するための尺度として、誘電率測定における測定精度 (不確かさ) 評価の重要性も高まってきています。
 本講座では、高周波基板に用いられる低損失材料や、電磁波吸収体に用いられる高周波材料のマイクロ波からミリ波帯における誘電率測定を解説します。目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価方法まで説明いたします。

受講対象・レベル

高周波対応の材料や高周波デバイスの開発に関係する技術者の方。

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

高周波基板や高周波デバイスの開発において必須となる誘電率測定技術について、目的に合わせた測定法の選び方や測定精度の評価方法を習得できる。

セミナープログラム

1.誘電率測定のニーズと代表的な測定方法
 1.1 誘電率の定義
 1.2 誘電率測定のニーズ
 1.3 代表的な測定方法

2.高損失材料の誘電率評価技術
 2.1 反射伝送法の測定原理
 2.2 測定精度(不確かさ)評価

3.低損失材料の面内方向誘電率評価技術
 3.1 スプリットシリンダー共振器法の測定原理
 3.2 測定精度(不確かさ)評価

4.低損失材料の面直方向誘電率評価技術
 4.1 平衡型円板共振器法の測定原理
 4.2 測定精度(不確かさ)評価
 4.3 測定再現性の向上に向けた取り組み
 4.4 測定周波数の170 GHzまでの拡張

 【質疑応答・名刺交換】

セミナー講師

(国研)産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門
電磁気計測研究グループ 主任研究員 加藤 悠人 氏

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】江東区産業会館

【地下鉄】東陽町駅

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   計測工学   高分子・樹脂材料

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