【会場受講限定】成田国際空港(株):成田空港問題の歴史と第2の開港プロジェクトについて
セミナー趣旨
1966年7月の閣議決定により始まる新東京国際空港(現・成田空港)の建設は、作る側の一方的な手法もあり、戦後最大の住民運動、いわゆる「成田空港問題」を引き起こすこととなる。長期にわたり多大な犠牲を生んだこの問題に転機が訪れたのは1991年、反対派の一部と国・公団による公開の話し合い「成田空港問題シンポジウム~円卓会議」の開催。この会議の結論により、その後の空港建設は、周辺地域との共生・共栄を前提にした事業へと変質していった。
今般、増大する航空需要に応えるべく、新たな滑走路整備を始めとする「第2の開港プロジェクト」と称される巨大事業が着々と進められている。そこに、かつてこの地域を席巻した空港問題の影を見ることは、殆どない・・・ なぜか?
強権的な空港づくりを行った過去の己を反面教師としながら、徹底的な民主的プロセスの下、地域と共に歩む巨大公共政策の今をご紹介したい。
受講対象・レベル
・空港・航空、鉄道、道路等の社会インフラ事業部門
・用地取得、補償、地権者対応を担う部門
・地域共生、渉外、地域連携を担う部門
・公共事業、都市開発、インフラ整備の企画・推進担当者
・建設、不動産、交通インフラ関連業種
習得できる知識
・成田空港問題の歴史から学ぶ対話と合意形成の重要性
・巨大公共事業を遂行するための民主的プロセスの実態
・地域とともに進める「第2の開港プロジェクト」の将来的意義
セミナープログラム
1. 成田空港問題の歴史
(1) 位置決定
(2) 闘争初期
(3) 行政代執行
(4) 開港をめぐる動き
(5) 開港後
(6) 話し合いの時代へ
2. 第2の開港プロジェクト
(1) 更なる機能強化の検討(機能強化の必要性)
(2) 更なる機能強化に係る用地交渉
(3) 必要な用地確保等の加速化について
(4) 新しい成田空港構想の実現に向けて
3. 関連質疑応答
4. 名刺交換・交流会(会場受講者限定)
講師との直接対話や、受講者同士の情報交換の機会を設けます。
セミナー講師
成田国際空港株式会社
常務執行役員
用地業務推進担当
平山 儀幸 氏
■1986年の入社以来、職歴の大半を用地業務に充て、成田空港問題の「話し合いの時代」への転換から現在の機能強化に至るまで、地権者・地域との対話に携わってきた。
1986年4月 新東京国際空港公団(現在の成田国際空港株式会社)に入社、職歴の大半を用地業務に充て、2025年6月より現職。
成田空港問題に強く関心を抱き、成田空港問題シンポジウムや円卓会議の推移を目の当たりにし、公共政策の遂行のために必要なことは何かを常に意識した。成田空港問題に関わる数多くの人と対話し、空港問題の本質は何かを模索しながら用地業務にあたってきた。今般の機能強化事業に際しては、過去の成田空港問題の反省を教訓に徹頭徹尾丁寧な対応を心掛け、地権者への説明、集落の祭事に参加する等して住民の理解を得てきたところである。
セミナー受講料
1名:37,590円(税込) 2名以降:32,590円(税込/同一法人・同時申込)
※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/会場・ライブ配信限定・同一受講形態)
※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。
主催者
開催場所
東京都
受講について
※当日、会場受講の方限定ご講義のため、ライブ配信・アーカイブ配信はございません。